日本の文学賞

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平林たい子文学賞 ひらばやしたいこぶんがくしょう

第13回(1985年)

小説評論

受賞者

3名
杉森久英 すぎもり ひさひで 受賞
能登

『能登』は、杉森久英の出身地である七尾を舞台に、能登の風土とそこで生きる人びとを描く自伝的小説である。個人の記憶をたどりながら、土地に根を張る暮らしと時代の変化を見つめる。

七尾を舞台に、能登の風土と人びとの暮らしを記憶の中から描き出す。

374ページ
能登七尾故郷自伝的小説土地の記憶
福井馨 ふくい かおる 受賞

『風樹』は福井馨による日本の小説。1985年に中央公論社から刊行され、同年の平林たい子文学賞小説部門を受賞した。

福井馨の小説『風樹』。1985年の平林たい子文学賞小説部門受賞作。

283ページ
現代日本小説文学賞受賞作
高橋英夫 たかはし ひでお 受賞

旧制第一高等学校のドイツ語教師・岩元禎と、その教えを受けた人びとをたどる評伝。夏目漱石『三四郎』の広田先生のモデルともされる岩元を軸に、明治から昭和にかけての知識人たちが育んだ友情、教養、理想主義の姿を描く。

一人の教師と弟子たちの軌跡から、近代日本の知的な友情と理想主義を照らし出す。

326ページ
岩元禎旧制第一高等学校師弟関係近代日本の知識人文学評伝