日本の文学賞

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伊藤整文学賞 いとうせいぶんがくしょう

第15回(2004年)

小説評論

受賞者

2名
阿部和重 あべ かずしげ 受賞

山形の町を舞台に、戦後史、犯罪、性、宗教、地域共同体の歪みが巨大な物語として噴き上がる長編。複数の出来事が同時多発的に絡み、地方都市の闇を描き出す。

町そのものが、隠された歴史と欲望を語り始める。

400ページ
現代小説地方都市戦後史共同体
川村湊 かわむら みなと 受賞

補陀落渡海と観音信仰を手がかりに、東アジアの宗教文化を旅する評論。死と救済、女性性、シャーマニズム、キリスト教との交差をたどる。

海の彼方の浄土をめざす信仰から、救済の想像力を読み解く。

222ページ
評論観音信仰補陀落渡海宗教文化