日本の文学賞

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泉鏡花文学賞 いずみきょうかぶんがくしょう

第9回(1981年)

文学賞小説戯曲

受賞者

2名
澁澤龍彦 しぶさわ たつひこ 受賞

日本の王朝からルネサンス、中国、アラビア、古代ローマまで、古今東西の典籍を自在に踏まえた12編の幻想譚を収める作品集。虚と実、物語とエッセーの境を行き来しながら、アラベスクのように広がる世界を描く。

古今東西の典籍を織り込み、虚と実のあわいをたどる12編の幻想譚。

242ページ
幻想文学アラベスク古今東西の典籍虚と実
筒井康隆 つつい やすたか 受賞

『虚人たち』は、誘拐された妻子をめぐる出来事を発端に、主人公の意識と物語の枠組みそのものを揺さぶる長編小説である。時間や場所、人物の関係がたえず組み替わるなかで、小説における現実と虚構の境界を探る。

現実らしさの約束をほどきながら、物語そのものの足場を揺らす実験的な長編。

293ページ
虚構と現実意識の流れ不確かな時間と空間小説形式の実験