角川短歌賞 かどかわたんかしょう
吉田隼人の短歌五十首を核にした作品で、のちに同題の第一歌集へ収録された。記憶、忘却、自己像をめぐる硬質な抒情が、フランス語副題を添えた歌集全体の主題にもつながっている。
忘却をめぐる思考が、短歌のかたちで鋭く立ち上がる。
伊波真人による角川短歌賞受賞作で、のちに第一歌集『ナイトフライト』に収録された。日常の風景を夜空や都市の光へつなげ、静けさの中に新鮮な比喩を立ち上げる。
冬の空と都市の日常が、静かな比喩の連なりとして広がる。