小林秀雄賞 こばやしひでおしょう
第21回(2022年)
学術賞批評エッセイ
受賞者
2名J・D・サリンジャーの短編「バナナフィッシュにうってつけの日」を出発点に、通説化してきた結末の読みを問い直す文学評論。シーモア・グラスをめぐる謎を手がかりに、グラス家の物語から『ライ麦畑でつかまえて』まで、作品世界に張り巡らされた仕掛けを文学探偵のように読み解いていく。
サリンジャー作品に隠された謎を、テクストの細部から読み解く一冊。
269ページ
J・D・サリンジャー文学批評テクスト読解グラス家
アメリカ文学者
J・D・サリンジャーの短編「バナナフィッシュにうってつけの日」を起点に、主人公シーモアの死を自殺とする通説を問い直す文学評論。禅や弓道への関心、登場人物の仕草や会話を精密に読み、短編群から『ライ麦畑でつかまえて』へつながる作品世界を再解釈する。
名短編の結末を手がかりに、サリンジャー作品に潜む別の物語を読み解く。
269ページ
J・D・サリンジャー文学批評精読禅アメリカ文学