講談社ノンフィクション賞 こうだんしゃノンフィクションしょう
第11回(1989年)
ノンフィクション文学賞
受賞者
2名『収容所から来た遺書』は、辺見じゅんによるノンフィクションである。敗戦後、シベリア抑留の収容所で亡くなった山本幡男の遺書が遺族へ届くまでを追い、極寒と飢餓の中で知性と友情を保った人間の姿を描く。
極寒の収容所から遺族へ届いた言葉が、抑留生活の闇と人間の尊厳を照らす。
270ページ
シベリア抑留遺書戦争友情
『説得 エホバの証人と輸血拒否事件』は、大泉実成によるノンフィクションである。交通事故に遭った子どもへの輸血を信仰上の理由で両親が拒否した事件を追い、医療、宗教、家族、子どもの生命をめぐる困難な問いに向き合う。
輸血拒否事件の現場を追い、信仰と医療のはざまで失われた命を問い直す。
318ページ
医療倫理宗教輸血拒否家族