日本の文学賞

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日本推理作家協会賞 にほんすいりさっかきょうかいしょう

第55回(2002年)

推理小説

受賞者

2名
山田正紀 やまだ まさのり 受賞

1989年の東京で起きた不可解な死と、1938年の満州に築かれた「宿命城」で続発する怪事件を交錯させた長編ミステリ。亡き夫を追う桐子の視点を軸に、複数の時代と現実が絡み合う物語が展開する。

時代と世界をまたぐ謎が、宿命城を舞台に重なっていく。

682ページ
並行世界満州探偵小説時空を越える謎
古川日出男 ふるかわ ひでお 受賞

1798年、ナポレオン艦隊の侵攻が迫るカイロを舞台に、奴隷アイユーブが歴史を覆すとされる「災厄の書」を求める長編小説。語られる物語が現実へ浸食していく、千夜一夜物語を思わせる重層的な構成を描く。

語られた物語が現実を変えていく、カイロの夜の長編。

659ページ
物語の力ナポレオンのエジプト遠征カイロ歴史と虚構