日本の文学賞

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日本推理作家協会賞 にほんすいりさっかきょうかいしょう

第70回(2017年)

推理小説

受賞者

2名
宇佐美まこと うさみ まこと 受賞

上野の職安で出会った葉子と希美の友情が、旧家の不審死と筑豊の廃坑集落で起きた過去の事件へつながっていく長編ミステリ。貧困、罪、因縁を重ねながら、裁きと救済の形を問う。

絶望が招いた罪は、長い時間を経て別の人生へ毒のように染み出していく。

400ページ
社会派ミステリ貧困因縁裁き
薬丸岳 やくまる がく 受賞

東池袋署管内で見つかった女性の白骨死体をめぐる短編警察小説。薬丸岳らしい人間の傷に踏み込む視線で、事件の背後にある時間と感情をたどる。「所轄 警察アンソロジー」に収録されている。

白骨死体の沈黙から、置き去りにされた人生の時間が浮かび上がる。

269ページ
警察小説短編未解決の過去人間ドラマ