日本の文学賞

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中山義秀文学賞 なかやまぎしゅうぶんがくしょう

第11回(2005年)

歴史小説時代小説

受賞者

3名
安部龍太郎 あべ りゅうたろう 受賞

『天馬、翔ける』は、源義経の生涯を兄頼朝との関係や平家との戦いの中で描く歴史小説です。戦場でのひらめきと政治の冷酷さを対比させ、英雄譚の華やかさと破滅の予感を併せ持たせています。

義経の疾走と孤独を、歴史の大きな流れの中に描く長篇です。

459ページ
源義経歴史
高橋三千綱 たかはし みちつな 候補

『空の剣 男谷精一郎の孤独』は、幕末の剣豪・男谷精一郎の若き日を描く時代青春小説です。破門をきっかけに旅へ出た青年が、道中の危機や人との出会いを通じて剣の道と自分の孤独を見つめ直します。

剣を志す若者の旅が、幕末の空気と孤独を映し出します。

536ページ
幕末剣豪青春
諸田玲子 もろだ れいこ 候補

『山流し、さればこそ』は、寛政年間に甲府勤番へ左遷された武士・矢木沢数馬を主人公にした時代小説です。失意の土地で出会う自然、人々、不可思議な事件を通じて、失われた居場所を取り戻す過程を描きます。

左遷された武士が、甲府の山と人々の中で自分の居場所を見つけていきます。

326ページ
左遷歴史怪異