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第11回(2005年) 候補受賞作: 山流し、さればこそ
『山流し、さればこそ』は、寛政年間に甲府勤番へ左遷された武士・矢木沢数馬を主人公にした時代小説です。失意の土地で出会う自然、人々、不可思議な事件を通じて、失われた居場所を取り戻す過程を描きます。
左遷された武士が、甲府の山と人々の中で自分の居場所を見つけていきます。
326ページ左遷歴史怪異 -
第15回(2009年) 候補受賞作: 美女いくさ
『美女いくさ』は、諸田玲子による作品で、2009年の受賞作として記録されている。作品名と著者名で国立国会図書館サーチを確認し、単独書籍として一致する資料がある場合のみ紙書籍の識別子を採用した。
諸田玲子の『美女いくさ』は、受賞歴と刊行形態を手がかりに読まれる作品である。
443ページ受賞作現代文学刊行形態 -
第17回(2011年) 候補受賞作: お順 勝海舟の妹と五人の男
勝海舟の妹お順の生涯を軸に、幕末維新の男たちと女性の生き方を描く歴史小説。家族、恋、政治の変動が一人の女性の選択に重なる。
お順 勝海舟の妹と五人の男は、諸田玲子の受賞作として刊行形態でも確認できる作品です。
310ページ歴史小説幕末女性の生
諸田玲子
もろた れいこ
Morota Reiko
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1954-03-07 (静岡県静岡市)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- 静岡市 → 東京都
経歴
- 職業
- 小説家, 翻訳家, ノベライズ作家, 元フリーアナウンサー
- 活動期間
- 1996年〜
- ノミネート
- 第21回吉川英治文学新人賞候補(2000年、『誰そ彼れ心中』), 第13回山本周五郎賞候補(2000年、『幽恋舟』), 第126回直木三十五賞候補(2002年、『あくじゃれ瓢六』), 第23回吉川英治文学新人賞候補(2002年、『笠雲』), 第15回山本周五郎賞候補(2002年、『源内狂恋』), 第9回中山義秀文学賞候補(2003年、『犬吉』), 第11回中山義秀文学賞候補(2005年、『山流し、さればこそ』)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上智大学文学部 | 文学部 | 英文科 | 学士(文学) | — | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2000 | 吉川英治文学新人賞 | 誰そ彼れ心中 | — | — | 候補 |
| 2000 | 山本周五郎賞 | 幽恋舟 | — | — | 候補 |
| 2002 | 直木三十五賞 | あくじゃれ瓢六 | — | — | 候補 |
| 2002 | 吉川英治文学新人賞 | 笠雲 | — | — | 候補 |
| 2002 | 山本周五郎賞 | 源内狂恋 | — | — | 候補 |
| 2003 | 吉川英治文学新人賞 | 其の一日 | — | — | 受賞 |
| 2003 | 中山義秀文学賞 | 犬吉 | — | — | 候補 |
| 2005 | 中山義秀文学賞 | 山流し、さればこそ | — | — | 候補 |
| 2007 | 新田次郎文学賞 | 奸婦にあらず | — | — | 受賞 |
| 2009 | 中山義秀文学賞 | 美女いくさ | — | — | 候補 |
| 2011 | 中山義秀文学賞 | お順 勝海舟の妹と五人の男 | — | — | 候補 |
| 2012 | 歴史時代作家クラブ賞(作品賞) | 四十八人目の忠臣 | 作品賞 | — | 受賞 |
| 2013 | 本屋が選ぶ時代小説大賞 | ともえ | — | — | 候補 |
| 2018 | 親鸞賞 | 今ひとたびの、和泉式部 | — | — | 受賞 |
受賞・候補エディション
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第26回(2007年) 受賞受賞作: 奸婦にあらず
『奸婦にあらず』は諸田玲子による2007年回の受賞作です。人物や社会、記憶との向き合い方を軸に、受賞作として評価された主題を読者に伝える作品です。
奸婦にあらずは、諸田玲子の筆致で人の選択と時間の重みを描く受賞作です。
640ページ受賞作人間関係記憶社会
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第1回(2012年) 受賞受賞作: 四十八人目の忠臣
『四十八人目の忠臣』は、諸田玲子の受賞作です。Amazon JP、NDL Search、Google Books を確認しましたが、公開書誌で詳しい紹介文を確認できる範囲は限られていました。
受賞記録と公開書誌を手がかりに、『四十八人目の忠臣』の書籍情報を整理する。
受賞作書誌調査現代文学
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第10回(2018年) 受賞受賞作: 今ひとたびの、和泉式部
恋多き歌人として知られる和泉式部を、老境から自らの生と恋を見つめ直す女性として描く歴史小説。平安王朝の華やかさの奥にある孤独と信仰を掘り下げる。
和泉式部が、恋と祈りに満ちた生をもう一度見つめ直す。
360ページ歴史小説和泉式部平安時代恋信仰
作品
代表作
眩惑
1996年 短編集諸田玲子のデビュー作である短編集。複数の短編を収め、作家としての出発点を示した作品。
お鳥見女房
2001年 時代小説江戸時代を舞台に、女性の目線で人々の暮らしや恋情を描くシリーズの第1作。
あくじゃれ瓢六
2001年 時代小説/捕物帖捕物帖形式で進む時代小説。剣客や町方の人々を描きながら事件を追う物語。
天女湯おれん
2005年 時代小説週刊連載『おれん湯女草紙』を改題した作品。銭湯とそこに集う人々を軸にした群像劇。
其の一日
2002年 短編集複数の短編を収めた短編集。2003年に吉川英治文学新人賞を受賞した作品を含む。
四十八人目の忠臣
2011年 歴史小説忠臣蔵を題材に、周辺で起こる人物たちのドラマを描いた長編。歴史考証を重視した作品。
奸婦にあらず
2006年 歴史小説女性の生き方や社会的評価を問い直す歴史小説。2007年に新田次郎文学賞を受賞。
今ひとたびの、和泉式部
2017年 歴史小説/伝記風フィクション平安時代の女流歌人・和泉式部を題材にした歴史小説。人物の内面描写を重視した作品で親鸞賞を受賞。
全著作
- 眩惑
- からくり乱れ蝶
- まやかし草紙
- 空っ風
- 誰そ彼れ心中
- 灼恋
- 幽恋舟
- 鬼あざみ
- 氷葬
- 蓬莱橋にて
- 月を吐く
- 笠雲
- 源内狂恋
- 髭麻呂
- 其の一日
- 坐漁の人
- 犬吉
- 恋ほおずき
- 仇花
- 紅の袖
- 山流し、さればこそ
- 末世炎上
- 昔日より
- 木もれ陽の街で
- 希以子
- 奸婦にあらず
- 青嵐
- 恋縫
- かってまま
- おんな泉岳寺
- 日月めぐる
- 遊女のあと
- 美女いくさ
- めおと
- 楠の実が熟すまで
- きりきり舞い
- 軽井沢令嬢物語
- 思い出コロッケ
- 炎天の雪
- お順 勝海舟の妹と五人の男
- 四十八人目の忠臣
- 花見ぬひまの
- ともえ
- 王朝小遊記
- 波止場浪漫
- 帰蝶
- 梅もどき
- 風聞き草墓標
- 森家の討ち入り
- 今ひとたびの、和泉式部
- 元禄お犬姫
- 尼子姫十勇士
- しのぶ恋 浮世七景
- 女だてら
- ちよぼ 加賀百万石を照らす月
- 登山大名
作風・主題
- 文体
- 緻密な史実考証に基づく叙述女性の内面に寄り添う描写短編と長篇を使い分ける語り口
- 頻出モチーフ
- 女性の生き方と社会的評価忠義と人情日常に潜む葛藤
評価・遺産
諸田玲子は上智大学出身の歴史時代小説家として、女性の視点を重視した作品群で知られる。吉川英治文学新人賞や新田次郎文学賞、歴史時代作家クラブ賞、親鸞賞などを受賞し、現代の時代小説ジャンルにおいて安定した評価を得ている。
豆知識
- 父は詩人の諸田政一である。
- 1996年に短編集『眩惑』で小説家デビューした。
- 上智大学英文科卒業後、フリーアナウンサーや化粧品会社勤務を経て作家・翻訳者として活動。
- 多数の文学賞受賞・候補歴があり、時代小説・歴史小説の分野で知られる。
- 2024年から2025年にかけて日本経済新聞で連載『登山大名』を執筆した(2025年3月までの連載)。