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第4回(1991年) 候補受賞作: 血の日本史
『血の日本史』は、反乱、暗殺、謀略、敗北の場面から日本史をたどる安部龍太郎の歴史短編集である。長屋王、平将門、千利休、田沼意次、坂本龍馬、西郷隆盛ら、歴史の頂点と転落を生きた人物を描く。
栄光と敗北の血脈から、日本史を短編群として読み直す。
484ページ歴史小説日本史敗者権力短編集 -
第7回(1994年) 候補受賞作: 彷徨える帝
『彷徨える帝』は、安部龍太郎による作品で、山本周五郎賞の受賞作です。新潮社、1994.3の刊行情報が確認でき、作品の中心には登場人物の切実な経験や時代の空気が置かれています。
山本周五郎賞で評価された、安部龍太郎の作品です。
450ページ文学賞受賞作人物描写時代と記憶 -
第10回(1997年) 候補受賞作: 関ケ原連判状
安部龍太郎『関ケ原連判状』は、山本周五郎賞で取り上げられた作品です。題名が示す印象を軸に、人物の選択や時代の空気を通して、読後に余韻を残す世界を描いています。
『関ケ原連判状』は、受賞作として読まれてきた作品の核を静かに伝える一作です。
645ページ人生記憶時代
安部 龍太郎
あべ りゅうたろう
Abe Ryutaro
別名:
安部 良法
ペンネーム:
安部 龍太郎(筆名(本名:安部 良法))
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1955-06-20 (福岡県八女郡黒木町(現・八女市))
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- 福岡県八女郡黒木町(現・八女市) → 東京都大田区(下丸子) → 京都市(仕事場を設ける)
経歴
- 職業
- 小説家
- 活動期間
- 1988年〜
- 所属
- 日本文芸家協会, 日本ペンクラブ
- 所属団体
- 日本文芸家協会, 日本ペンクラブ
- 影響を受けた人物
- 太宰治, 坂口安吾
- ノミネート
- 『矢口の渡』 - 第67回オール讀物新人賞候補(1987), 『降人哀し』 - 第5回小説新潮新人賞候補(1987), 『血の日本史』 - 第4回山本周五郎賞候補(1991), 『黄金海流』 - 第13回吉川英治文学新人賞候補(1992), 『彷徨える帝』 - 第111回直木三十五賞候補 / 第7回山本周五郎賞候補(1994), 『関ヶ原連判状』 - 第10回山本周五郎賞候補(1997), 『生きて候』 - 第9回中山義秀文学賞候補(2003)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 久留米工業高等専門学校 | — | 機械工学科 | — | — | 日本 |
久留米工業高等専門学校
機械工学科
国:
日本
国立高等専門学校(機械工学科)卒
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2005 | 中山義秀文学賞 | 天馬、翔ける | — | 中山義秀文学賞選考委員会 | 受賞 |
| 2013 | 直木三十五賞 | 等伯 | — | 直木三十五賞選考委員会 | 受賞 |
| 2016 | 歴史時代作家クラブ賞 | 実績功労賞(業績) | — | 歴史時代作家クラブ | 受賞 |
中山義秀文学賞
2005
対象作品:
天馬、翔ける
主催:
中山義秀文学賞選考委員会
結果:
受賞
直木三十五賞
2013
対象作品:
等伯
主催:
直木三十五賞選考委員会
結果:
受賞
歴史時代作家クラブ賞
2016
対象作品:
実績功労賞(業績)
主催:
歴史時代作家クラブ
結果:
受賞
受賞・候補エディション
山本周五郎賞
3回登壇
中山義秀文学賞
1回登壇
-
第11回(2005年) 受賞受賞作: 天馬、翔ける
『天馬、翔ける』は、源義経の生涯を兄頼朝との関係や平家との戦いの中で描く歴史小説です。戦場でのひらめきと政治の冷酷さを対比させ、英雄譚の華やかさと破滅の予感を併せ持たせています。
義経の疾走と孤独を、歴史の大きな流れの中に描く長篇です。
459ページ源義経歴史
直木三十五賞
1回登壇
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受賞作: 等伯
『等伯』は、2012-2 の naoki sanjugo award で記録されている受賞作です。本調査では Amazon JP、国立国会図書館、出版社公式ページの順に単行本・文庫・短編集としての書誌識別子確認を優先したが、このバッチ処理時点で受賞作そのものに対応する紙書籍の ASIN/ISBN を確定できなかったため、掲載誌や関連媒体の識別子は流用していません。
受賞記録上の作品名は『等伯』。書誌識別子は、作品本体と確認できる資料に限定して扱う。
受賞作書誌確認文学賞記録
歴史時代作家クラブ賞
1回登壇
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第5回(2016年) 受賞
作品
代表作
等伯
2012年 歴史小説長谷川等伯の生涯と芸術を描いた歴史小説。画家の制作過程や時代の争いの中での人間像を詳細に描く。
芸術戦国時代人物伝制作の葛藤
天馬、翔ける
2004年 歴史小説源義経を主題とした長編。武勇と悲劇、時代のうねりを通じて人物像を描く。
武将忠義悲劇
血の日本史
1990年 歴史ノンフィクション日本史上の事件を流血や暴力の観点から編んだ読み物。年表的に事件を追い、歴史の側面を強調する。
日本史暴力と血年代記
家康(シリーズ)
2020年 時代小説徳川家康の生涯を軸とする長篇シリーズ。戦国末期から江戸初期にかけての政治・経済・人間関係を描く。
政治経済史戦国時代人物史
全著作
- 血の日本史(1990)
- 黄金海流(1991)
- 彷徨える帝(1994)
- 太閤の城(1994)
- 室町花伝(1995)
- 風の如く水の如く(1996)
- 関ヶ原連判状(1996)
- 密室大坂城(1997)
- 金沢城嵐の間(1997)
- 難風(1998)
- 神々に告ぐ(1999)
- 海神 孫太郎漂流記(1999)
- 開陽丸、北へ 徳川海軍の興亡(1999)
- お吉写真帖(2000)
- 信長燃ゆ(2001)
- 生きて候(2002)
- 薩摩燃ゆ(2004)
- 天馬、翔ける(2004)
- 浄土の帝(2005)
- 天下布武 夢どの与一郎(2006)
- 恋七夜(2007)
- 道誉と正成(2009)
- 下天を謀る(2009)
- 蒼き信長(2010)
- 葉隠物語(2011)
- レオン氏郷(2012)
- 等伯(2012)
- 五峯の鷹(2013)
- 冬を待つ城(2014)
- 維新の肖像(2015)
- 姫神(2015)
- 義貞の旗(2015)
- 宗麟の海(2017)
- 平城京(2018)
- 蝦夷太平記 十三の海鳴り(2019)
- 海の十字架(2020)
- 迷宮の月(2020)
作風・主題
- 文体
- 歴史を経済構造や貿易の観点で描く人物の決断や人間関係を重視する叙述丁寧な史料把握と物語化
- 頻出モチーフ
- 戦国時代・時代の転換点海外貿易と経済の影響武将とその決断海と旅
健康
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ラグビーでの大けが高専時代(学生時代)1年間休学。休学中に読書を通じて作家を志すきっかけとなった。
評価・遺産
歴史小説のジャンルで幅広い作風と緻密な史観を示し、直木賞受賞などで広く認知された現代日本の代表的な歴史作家の一人と評価される。
関連学会
- 日本文芸家協会
- 日本ペンクラブ
- 歴史時代作家クラブ
資料所蔵先
- 国立国会図書館 著者レコード
- VIAF, ISNI, WorldCat などの典拠データ
大衆文化への影響
- 直木賞受賞により一般読者の認知が拡大、新聞・テレビのインタビューや特集が増加
引用
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歴史を動かしてきたものは「海外貿易と経済構造の変化、それを担う人材が現れるか」の三つだと考えている。
出典: 著者コメント・インタビュー(略歴より)
豆知識
- 本名は安部 良法。
- 久留米工業高等専門学校(機械工学科)出身。
- 1988年、短編「師直の恋」で『小説新潮』にデビュー。
- 学生時代にラグビーで大怪我をし1年間休学した経験がある。
- 2013年に『等伯』で第148回直木三十五賞を受賞。