中山義秀文学賞 なかやまぎしゅうぶんがくしょう
第25回(2019年)
歴史小説時代小説
受賞者
3名
河治和香
受賞
北海道の名付け親として知られる松浦武四郎の生涯を、晩年の語りを通じて描く歴史小説。蝦夷地調査、アイヌの人びととの交流、明治の価値観との衝突が浮かび上がる。
途方もない旅の記憶が、ひとりの老人の語りから立ち上がる。
285ページ
歴史小説松浦武四郎北海道アイヌ
冲方丁
候補
江戸無血開城を目前にした勝海舟と西郷隆盛の交渉を描く歴史小説。迫る総攻撃のなかで、二人の決断と駆け引きが緊迫して進む。
江戸を焼くか救うか、二人の麒麟児が運命の日に向き合う。
312ページ
幕末江戸無血開城勝海舟西郷隆盛
赤神諒
候補
越前朝倉家の盛衰を、家臣たちの忠義と権力抗争から描く歴史小説。名門を支える者たちの信念が、戦国の変転にさらされる。
名門を守る一手は、酔象のように時代を揺さぶる。
274ページ
戦国時代朝倉氏忠義権力抗争