日本の文学賞

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冲方 丁

うぶかた とう

Ubukata Tow

別名: 藤野 峰男
ペンネーム: 冲方 丁主に小説・脚本で使用する筆名, 雲居 るい一部作品で使用する別名義(例:講談社文庫『破蕾』)

プロフィール

性別
男性
生誕
1977-02-14 (岐阜県各務原市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
岐阜県各務原市(出生) → シンガポール(4歳-9歳) → ネパール(10歳-14歳) → 福島県福島市(現住所)

経歴

職業
小説家, 脚本家
活動期間
1996年〜
所属
日本SF作家クラブ
所属団体
日本SF作家クラブ
影響を受けた人物
夢枕獏, 栗本薫
影響を与えた人物
吉上亮
ノミネート
センス・オブ・ジェンダー賞(候補), 直木三十五賞(候補), 中山義秀文学賞(候補)

学歴

早稲田大学
第一文学部
期間: 在学中に中退
国: 日本
在学中に執筆活動を始め、デビュー後に中退。

受賞歴

スニーカー大賞(第1回)
1996
対象作品: 黒い季節
部門: 金賞
主催: 角川書店
結果: winner
日本SF大賞(第24回)
2003
対象作品: マルドゥック・スクランブル
主催: 日本SF作家クラブ
結果: winner
センス・オブ・ジェンダー賞(候補)
2004
対象作品: マルドゥック・スクランブル
結果: nominated
吉川英治文学新人賞(第31回)
2010
対象作品: 天地明察
主催: 吉川英治文学新人賞選考委員会
結果: winner
本屋大賞
2010
対象作品: 天地明察
主催: 本屋大賞実行委員会
結果: winner
北東文芸賞
2010
対象作品: 天地明察
主催: 北東文芸賞選考委員会
結果: winner
舟橋聖一文学賞(第4回)
2010
対象作品: 天地明察
主催: 舟橋聖一文学賞選考委員会
結果: winner
大学読書人大賞(第4回)
2011
対象作品: 天地明察
主催: 大学読書人大賞実行委員会
結果: winner
山田風太郎賞(第3回)
2012
対象作品: 光圀伝
主催: 山田風太郎賞選考委員会
結果: winner
直木三十五賞(候補)
2010
対象作品: 天地明察
主催: 直木三十五賞選考委員会
結果: nominated
中山義秀文学賞(候補)
2010
対象作品: 天地明察
主催: 中山義秀文学賞選考委員会
結果: nominated
本屋大賞(候補)
2013
対象作品: 光圀伝
主催: 本屋大賞実行委員会
結果: nominated
直木三十五賞(候補)
2017
対象作品: 十二人の死にたい子どもたち
主催: 直木三十五賞選考委員会
結果: nominated
高校生直木賞(候補)
2017
対象作品: 十二人の死にたい子どもたち
主催: 高校生直木賞実行委員会
結果: nominated
中山義秀文学賞(候補)
2019
対象作品: 麒麟児
主催: 中山義秀文学賞選考委員会
結果: nominated
直木三十五賞(候補)
2023
対象作品: 骨灰
主催: 直木三十五賞選考委員会
結果: nominated

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 黒い季節

    『黒い季節』は、冲方丁による文学作品です。受賞対象として扱われた作品で、題名が示す世界を軸に、人物の心の動きや時代の気配を描きます。

    『黒い季節』は、冲方丁の作風と受賞年の文学的関心を伝える作品です。

    人間関係記憶時代の空気
日本SF大賞 1回登壇
  1. 賭博都市を舞台に、命を奪われかけた少女バロットが特殊な技術で再生し、自らを利用した男への追跡と自己回復に踏み出すSF長編。暴力、言葉、身体、法をめぐる問いを、疾走感のあるアクションと濃密な心理描写で描く。

    傷つけられた少女が、声と身体を取り戻しながら巨大な都市の闇へ踏み込む。

    316ページ
    サイバーパンク再生復讐都市自己決定
本屋大賞 1回登壇
  1. 受賞作: 天地明察

    『天地明察』は、冲方丁による作品。江戸の暦作りをめぐる知の挑戦を描き、学問と勝負、志の物語として読ませる歴史小説。

    『天地明察』は、言葉の密度と題材の力で読者を作品世界へ導く。

    480ページ
    記憶時間人間関係表現の力
  1. 受賞作: 天地明察

    『天地明察』は、冲方丁による歴史小説。人物の選択、関係の揺れ、場面ごとの緊張を通じて、読者を作品世界へ導く。

    『天地明察』は、歴史小説としての輪郭と受賞作らしい焦点を備えた一作。

    480ページ
    受賞作人物関係歴史小説
  1. 受賞作: 天地明察

    江戸時代前期、碁打ちで天文暦学者となる渋川春海が、日本独自の暦づくりに挑む歴史小説。学問、政治、恋が明るい筆致で結びつく。

    暦を正すことは、空を読み、時代を動かすことだった。

    480ページ
    歴史小説天文学成長
  1. 受賞作: 天地明察

    冲方丁の時代小説。江戸前期、碁打ちとして生まれた渋川春海が、天文と数学への情熱をもとに日本独自の暦作りへ挑む。知的な探究、師友との出会い、失敗を越える粘り強さを通じて、文化を変える大事業を青春小説の熱量で描く。

    碁打ちから暦学者へ、渋川春海が日本の時間を作り直す。

    480ページ
    時代小説天文学数学渋川春海
  2. 受賞作: 麒麟児

    江戸無血開城を目前にした勝海舟と西郷隆盛の交渉を描く歴史小説。迫る総攻撃のなかで、二人の決断と駆け引きが緊迫して進む。

    江戸を焼くか救うか、二人の麒麟児が運命の日に向き合う。

    312ページ
    幕末江戸無血開城勝海舟西郷隆盛
  1. 受賞作: 天地明察

    『天地明察』は、冲方丁による受賞・候補対象作。人物の選択や時代背景、事件の推移を通じて、読者を作品世界へ引き込む構成を持つ。

    『天地明察』は、受賞歴と書誌情報を確認できる冲方丁の作品。

    480ページ
    文学賞対象作人間ドラマ物語性
山田風太郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 光圀伝

    『光圀伝』は、冲方丁による受賞作です。NDL の書籍レコードで単行本または文庫として確認できるため、紙書籍の ISBN を基準に ASIN/ISBN-10/ISBN-13 を補完しました。

    冲方丁の受賞作として記録される『光圀伝』。

    752ページ
    小説人物の葛藤物語性

作品

代表作

黒い季節

1996年 小説(ライトノベル寄り)

デビュー作。スニーカー大賞金賞受賞作。

デビュー作青年成長

ばいばい、アース

2000年 SF

独特の造語と世界観を用いたSF長編。

言語表現世界観構築
映像化・舞台化
  • [漫画] ばいばい、アース / 麻日隆 (2020)

マルドゥック・スクランブル

2003年 SF

科学と犯罪をめぐるハードSF。批評家・読者双方から高く評価された。

サイボーグ倫理犯罪
映像化・舞台化
  • [劇場アニメ] マルドゥック・スクランブル (2010)

天地明察

2009年 歴史小説

江戸時代の暦作成をめぐる人間ドラマ。多くの文芸賞を受賞した。

歴史天文学職人技
映像化・舞台化
  • [実写映画] 天地明察 (2012)

光圀伝

2012年 歴史小説

徳川光圀を題材にした歴史大作。山田風太郎賞を受賞。

歴史権力人物評伝
映像化・舞台化
  • [漫画] 光圀伝 / 三宅乱丈 (2012)

十二人の死にたい子どもたち

2016年 現代小説

自殺を企てる若者たちを描いた群像劇。映画化もされた。

青春社会問題
映像化・舞台化
  • [実写映画] 十二人の死にたい子どもたち (2019)

全著作

  • 黒い季節
  • ばいばい、アース
  • マルドゥック・スクランブル
  • 天地明察
  • 光圀伝
  • はなとゆめ
  • 十二人の死にたい子どもたち
  • 剣樹抄
  • ムーンライズ
  • 麒麟児
  • 骨灰

翻案

  • マルドゥック・スクランブル(劇場アニメ、2010年)
  • 天地明察(実写映画、2012年)
  • 十二人の死にたい子どもたち(実写映画、2019年)
  • ばいばい、アース(漫画化、2020年-)

作風・主題

文体
凝った表記体系・造語の多用実験的で記号的な文体を用いる
頻出モチーフ
戦闘美少女言語・表記へのこだわり歴史と科学の融合

評価・遺産

SFから歴史小説まで幅広く活躍し、受賞や映像化を通じて広く知られる作家。

関連学会

  • 日本SF作家クラブ

大衆文化への影響

  • 作品の多数が漫画・アニメ・映画化されている
  • 文庫や読書賞を通じて一般読者にも広く知られる

引用

  • 閉じ込められた9日間
    出典: 週刊プレイボーイ(留置場手記) (2016年)

豆知識

  • 別名義に雲居るいがある
  • デビュー作『黒い季節』でスニーカー大賞金賞を受賞
  • 幼少期をシンガポールとネパールで過ごした
  • 福島市在住
  • レッドブルが好き
  • 2015年に逮捕されたが不起訴処分となった