日本の文学賞

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直木三十五賞 なおきさんじゅうごしょう

第34回(1955年 第2回開催)

大衆文学小説

受賞者

2名
邱永漢 きゅう えいかん 受賞

戦後の台湾を離れて香港へ渡った青年の野心、孤独、商人としての出発を描く中篇小説。植民地支配の終わりと国境を越える移動の時代を背景に、故郷を失った若者が新しい土地で生きる術を探る姿を描く。

台湾を追われた青年は、香港で野心と生活の現実に向き合う。

487ページ
戦後台湾香港亡命商人
小説家
新田次郎 にった じろう 受賞

「強力伝」は、新田次郎の処女作にあたる山岳小説。名峰・白馬岳の山頂へ巨石を背負い上げようとする山男を描き、極限の自然と人間の執念、職人としての誇りを力強く結びつけた作品で、第34回直木賞を受賞した。

白馬岳の頂へ巨石を運ぶ男の背に、人間の意地と山の過酷さがのしかかる。

320ページ
山岳小説職人の誇り白馬岳自然との闘い執念直木賞
小説家