日本の文学賞

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日本エッセイスト・クラブ賞 にほんエッセイスト・クラブしょう

第51回(2003年)

エッセイ

受賞者

3名
上野創 うえの そう 受賞

新聞記者である著者が、自身のがん体験と医療現場への視線を重ねたノンフィクション。患者としての不安、家族や医師との関係、病と共に生きる時間を、率直な言葉で描く。

患者としてがんに向き合う時間が、医療と家族と生き方を見つめ直す言葉になる。

298ページ
がん体験医療家族ノンフィクション
黒川鍾信 くろかわ しょうしん 受賞

神楽坂の旅館を舞台に、作家たちが滞在し原稿を書いた時間をたどる随筆。町の記憶、出版文化、人と宿の関係が重なり、文学の現場としての神楽坂を立体的に描く。

神楽坂の宿に残る作家たちの気配が、町と文学の記憶を静かに呼び戻す。

267ページ
神楽坂作家の宿出版文化随筆
古庄ゆき子 ふるしょう ゆきこ 受賞

大分の農村に残る家のかたち、暮らしの所作、共同体の記憶を、生活者の目でたどるエッセイ集。民俗の細部を静かに見つめながら、村に生きる人びとの時間と知恵をすくい上げる。

村の家と暮らしの細部から、失われつつある土地の記憶が立ち上がる。

206ページ
農村生活民俗家と共同体大分