日本の文学賞

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日本エッセイスト・クラブ賞 にほんエッセイスト・クラブしょう

第52回(2004年)

エッセイ

受賞者

3名
畠山重篤 はたけやま しげあつ 受賞

畠山重篤の『日本〈汽水〉紀行』は、川と海が交わる汽水域を訪ね、漁業、森、地域の暮らしを見つめる紀行エッセイ。自然環境と人間の営みがつながる場所から、日本の水辺の豊かさと危うさを描く。

川と海が混じる水辺から、人の暮らしと自然の循環が見えてくる。

245ページ
汽水域環境漁業紀行
松尾文夫 まつお ふみお 受賞
銃を持つ民主主義

松尾文夫の『銃を持つ民主主義』は、アメリカ社会に根づく銃文化を、歴史、政治、市民意識から考察するノンフィクション。自由と暴力、安全と権利がせめぎ合う民主主義の姿を読み解く。

銃をめぐる対立から、アメリカの自由と民主主義の矛盾が浮かび上がる。

286ページ
アメリカ銃社会民主主義政治
柳澤嘉一郎 やなぎさわ かいちろう 受賞

柳澤桂一郎の『ヒトという生きもの』は、人間を生物として捉え直し、進化、身体、行動、社会性を平明に語る科学エッセイ。身近な疑問から、人間らしさを支える仕組みへ読者を導く。

人間を少し離れて眺めると、日常の行動にも生きものとしての理由が見えてくる。

204ページ
科学エッセイ人間進化行動