日本の文学賞

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野間文芸賞 のまぶんげいしょう

第29回(1976年)

純文学小説戯曲評論

受賞者

2名
武田泰淳 たけだ たいじゅん 受賞

『目まいのする散歩』は、晩年の武田泰淳が病による身体感覚を抱えながら、散歩、記憶、思索を綴る随想集。揺らぐ身体が世界の見え方そのものを変えていく。

揺れる身体の感覚から、日常と死生観が静かに立ち上がる。

240ページ
随想散歩死生観
三浦哲郎 みうら てつろう 受賞

『拳銃と十五の短篇』は、表題作「拳銃」を含む三浦哲郎の短篇集。静かな語りのなかに、家族、死、記憶、生きることへの励ましが折り重なる。

さりげない筆致の奥で、家族と生の痛みが深く響く短篇集。

301ページ
短篇集家族記憶生の励まし