野間文芸新人賞 のまぶんげいしんじんしょう
移植された左手の拒絶反応を軸に、国境や身体の境界を見つめ直す小説。
身体の境界が、世界の境界と重なっていく。
人と馬の関係史をたどりながら、競馬実況を生業とする語り手が牝馬〈しをかくうま〉に近づこうとする小説。
馬をめぐる歴史が、ひとりの語り手の視線に集約される。