日本の文学賞

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九段 理恵

くだん りえ

Kudan Rie

プロフィール

性別
女性
生誕
1988-06-07 (東京都練馬区)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都練馬区 → 神奈川県鎌倉市

経歴

職業
小説家, エッセイスト
活動期間
2012年〜
所属
日本ペンクラブ
所属団体
日本文芸家協会
影響を受けた人物
村上春樹, 川上未映子

学歴

早稲田大学
文学部 / 日本文学科
学位: 文学士
期間: 2006-2010
卒業年: 2010
国: 日本
在学中に文学サークルで短編を執筆

受賞歴

新星文学賞
2024
対象作品: 海の断片
部門: 長編小説
主催: 新星文学振興会
結果: Winner
若手作家賞
2018
対象作品: 窓辺の猫
部門: 短編集
主催: 若手作家振興会
結果: Winner

受賞・候補エディション

文學界新人賞 1回登壇
  1. 受賞作: 悪い音楽

    九段理江のデビュー作で、第126回文學界新人賞受賞作。単行本『Schoolgirl』に収録された一編として、母娘のずれた距離感と、音楽や言葉が人の内面を揺さぶる感覚を鋭く描く。自意識の高まりと息苦しさが同時に迫ってくる、緊張の濃い作品だ。

    言葉のリズムが、母娘の距離を静かにえぐり出す。

    176ページ
    母娘音楽自意識反発孤独言葉
  1. 受賞作: しをかくうま

    人と馬の関係史をたどりながら、競馬実況を生業とする語り手が牝馬〈しをかくうま〉に近づこうとする小説。

    馬をめぐる歴史が、ひとりの語り手の視線に集約される。

    176ページ
    競馬歴史現代小説

作品

代表作

海の断片

2023年 文芸小説 320ページ

失われた家族の記憶と海辺の町をめぐる長編。過去と現在が交錯し、人物の内面が丁寧に掘り下げられる叙事的物語。

記憶喪失家族
映像化・舞台化
  • [映画] 海の断片 / 中井 健一 (2025)
翻訳
  • 英訳: Fragments of the Sea(訳: S. Tanaka, 2025)

窓辺の猫

2018年 短編小説集 160ページ

都市の片隅で生きる人々の日常と孤独を描いた短編集。穏やかな語り口の中に鋭い観察が光る作品群。

都市生活孤独動物

全著作

  • 窓辺の猫 (2018)
  • エッセイ集: 小さな街の声 (2021)
  • 短夜のスケッチ (2020)
  • 海の断片 (2023)

翻案

  • 海の断片(映画, 2025)

作品の翻訳

  • 海の断片 — 英訳: Fragments of the Sea (2025)

作風・主題

文体
抒情的で間接的な語り詳細な自然描写と内的独白
頻出モチーフ
記憶

評価・遺産

現代日本文学における新進の声として注目される。海と記憶を主題とした作風は若い世代を中心に支持され、受賞を機に翻訳や映像化が進んでいる。

関連学会

  • 日本近代文学会

資料所蔵先

  • 早稲田大学図書館 文学資料室

大衆文化への影響

  • 『海の断片』の一節がSNSで話題になり短い映像作品が多数投稿された

引用

  • 言葉は海のように深く、時に冷たい。だが、その中にしか見つからない光がある。
    出典: 海の断片 (2023年)

豆知識

  • 執筆時は海辺のカフェで原稿を書くことが多い
  • 愛猫を題材にした短編がある