日本の文学賞

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詩歌文学館賞 しいかぶんがくかんしょう

第1回(1986年)

短歌俳句

受賞者

3名
清水哲男 しみず てつお 受賞
東京

清水哲男が都市としての東京を、軽妙さと不穏さを併せ持つ言葉で捉えた詩集。現代都市の眺め、移動する身体、生活の細部が、鋭い感覚で詩の中に流れ込む。

東京という場所の一滴の水から、都市に生きる感覚が立ち上がる。

現代詩東京都市感覚移動日常の異化
近藤芳美 こんどう よしみ 受賞
祈念に

近藤芳美晩年の歌集で、祈り、歴史、日々の営みを端正な短歌の連なりとして刻む。戦後短歌を牽引した歌人の倫理感と抒情が、静かな強度をもって表れる。

祈りと営みの時間を、端正な短歌の形に沈めた歌集。

短歌祈り戦後倫理日常
平畑静塔 ひらはた せいとう 受賞

平畑静塔の句集。医師としての眼差しと俳人としての凝縮した言葉が交わり、身体、時間、死生の気配を鋭く定着させる。

医と俳句の経験が、短い言葉の中で身体と時間を照らす。

196ページ
俳句身体医師の視線死生観時間