日本の文学賞

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清水 哲男

しみず てつお

Shimizu Tetsuo

プロフィール

性別
男性
生誕
1938-02-15 (東京府東京市中野区鷺宮)
死没
2022-03-07 (東京都新宿区(病院)) 84歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都中野区鷺宮(出身) → 武蔵野市(晩年に縁のある地)

経歴

職業
詩人, 俳人, 編集者, ラジオパーソナリティ
活動期間
1963年〜2022年

学歴

京都大学文学部
哲学科 / 哲学科
国: 日本
在学中に詩誌活動に参加

受賞歴

H氏賞
1975
対象作品: 水甕座の水
主催: H氏賞選考委員会
結果: 受賞
詩歌文学館賞
1986
対象作品: 東京
主催: 詩歌文学館
結果: 受賞
萩原朔太郎賞
1994
対象作品: 夕陽に赤い帆
主催: 萩原朔太郎賞運営委員会
結果: 受賞
晩翠賞
1994
対象作品: 夕陽に赤い帆
主催: 晩翠賞選考委員会
結果: 受賞
三好達治賞
2006
対象作品: 黄燐と投げ縄
主催: 三好達治賞選考委員会
結果: 受賞
山本健吉文学賞
2006
対象作品: 黄燐と投げ縄
主催: 山本健吉文学賞選考委員会
結果: 受賞
丸山薫賞
2019
対象作品: 換気扇の下の小さな椅子で
主催: 丸山薫賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

H氏賞 1回登壇
  1. 受賞作: 水甕座の水

    星座名を思わせる題名に、水の感触と宇宙的な距離感を重ねる詩集。清水哲男の初期詩業を代表する作品として、H氏賞の対象となった。

    『水甕座の水』は、清水哲男の表現を受賞作として伝える作品です。

    75ページ
    星座距離
詩歌文学館賞 1回登壇
  1. 受賞作: 東京

    清水哲男が都市としての東京を、軽妙さと不穏さを併せ持つ言葉で捉えた詩集。現代都市の眺め、移動する身体、生活の細部が、鋭い感覚で詩の中に流れ込む。

    東京という場所の一滴の水から、都市に生きる感覚が立ち上がる。

    現代詩東京都市感覚移動日常の異化
萩原朔太郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 夕陽に赤い帆

    『夕陽に赤い帆』は清水哲男による作品で、hagiwara-sakutaro-awardの1994年回で評価された。作品名と著者名で単行本・文庫・収録書籍の有無を確認したうえで、確認できた範囲の作品情報を示す。

    夕陽に赤い帆は、清水哲男の創作や批評の特色が受賞時に注目された作品。

    受賞作1994年文学
三好達治賞 1回登壇
  1. 受賞作: 黄燐と投げ縄

    清水哲男の詩集。老いの自覚、時間の堆積、生活の細部を、抒情と観察の間でたどる一冊です。

    黄燐と投げ縄は、受賞作として読まれるにふさわしい特色を持つ作品です。

    87ページ
    老い時間抒情
  1. 受賞作: 黄燐と投げ縄

    『黄燐と投げ縄』は、清水哲男による作品で、2006年の山本健吉文学賞で詩部門に選ばれた。

    山本健吉文学賞で評価された清水哲男の作品。

    山本健吉文学賞詩部門

作品

代表作

喝采

1963年 詩集

初期詩集。若々しい感性と実験的な表現を含む作品群。

青春個人の感性

水甕座の水

1974年 詩集

詩作の中期を代表する作品群。H氏賞受賞のきっかけとなった短篇を含む。

日常記憶

スピーチ・バルーン

1975年 詩集(実験的)

漫画のキャラクター名をタイトルに用いるなど異色の構成で話題になった詩集。平易な言葉の中に鋭い苦味を残す。

ポップカルチャー言葉の裏側

東京

1985年 詩集

都市・東京を主題にした詩篇を収めた集成。詩歌文学館賞受賞作。

都市移動

夕陽に赤い帆

1994年 詩集

成熟期の詩集。内省的で叙情性の高い作品が並ぶ。萩原朔太郎賞・晩翠賞受賞。

喪失光と影

黄燐と投げ縄

2005年 詩集

2000年代の代表作。語感に富む表現と構築力が評価され、三好達治賞・山本健吉文学賞を受賞。

言葉の音記憶の断片

換気扇の下の小さな椅子で

2018年 詩集

晩年の詩集。日常の細部に目を向けた穏やかな視線と、そこに差す苦味が特徴。

日常老い

全著作

  • 喝采 (1963)
  • 水の上衣 (1970)
  • 喝采 水の上衣 (1974)
  • 水甕座の水 (1974)
  • スピーチ・バルーン (1975)
  • 清水哲男詩集 (1976)
  • 野に、球。 (1977)
  • 雨の日の鳥 (1978)
  • 甘い声 (1979)
  • 掌のなかの映画 (1980)
  • 地図を往く雲 (1983)
  • 東京 (1985)
  • 夕陽に赤い帆 (1994)
  • 続・清水哲男詩集 (1997)
  • 緑の小函 (1997)
  • 黄燐と投げ縄 (2005)
  • 換気扇の下の小さな椅子で (2018)
  • 匙洗う人(句集) (1991)
  • 打つや太鼓(句集) (2003)

作風・主題

文体
簡潔で切れ味のある表現平易な語彙に潜む苦味ポップカルチャー要素の導入
頻出モチーフ
都市日常の断片記憶と喪失キャラクターやイメージの借用

健康

  • 腎不全
    診断時期不明〜2022年3月(逝去)
    晩年の健康問題として最終的に死因となった。

評価・遺産

平易な言葉に鋭い切れ味と苦味を宿す詩風で知られ、詩壇のみならず俳句・ラジオ分野でも幅広く活動した。複数の文学賞を受賞し、後年も影響力を持った。

大衆文化への影響

  • TOKYO FMなどでのラジオパーソナリティ活動により広く親しまれた。
  • 詩集『スピーチ・バルーン』の実験的構成は詩壇で話題になった。

引用

  • 言葉と闘い、言葉を武器に生きた人。
    出典: 好書好日(朝日新聞社)記事(追悼) (2023年)

豆知識

  • 幼少期から読売ジャイアンツのファンだった。
  • インターネットでの俳句鑑賞サイト『増殖する俳句歳時記』を長年運営した。
  • 父は花火研究者の清水武夫、弟は詩人の清水昶。