日本の文学賞

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詩歌文学館賞 しいかぶんがくかんしょう

第18回(2003年)

短歌俳句

受賞者

3名
財部鳥子 たからべ とりこ 受賞

財部鳥子の詩集。北京、ゴビ、アラタウなどの地名や、音楽、水音、記憶を呼び込む言葉を通じ、旅と時間の感覚をモノクロームの濃淡として組み立てる。

旅の記憶と時間の層が、白と黒の濃淡のように重なっていく。

90ページ
現代詩記憶中国時間
岡部桂一郎 おかべ けいいちろう 受賞

岡部桂一郎の歌集。身近な物や風景を凝視し、ずらしや取り合わせによって、淋しさと温かさが同時に立ち上がる短歌世界をつくる。

日常の小さな物が、ふと淋しく、あたたかな光を帯びる。

247ページ
短歌日常孤独物の描写現代歌集
松崎鉄之介 まつざき てつのすけ 受賞

松崎鉄之介の第六句集。長江をめぐる旅と内面の響きを軸に、発見と驚きを俳句の核とする作者の姿勢が示される。戦後俳句を担った俳人の成熟した句境を伝える。

長江の旅景が、発見と驚きを求める俳句の精神へ重なる。

225ページ
俳句長江発見戦後俳句