日本の文学賞

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岡部 桂一郎

おかべ けいいちろう

Okabe Keiichiro

プロフィール

性別
男性
生誕
1915-04-03 (兵庫県神戸市)
死没
2012-11-28 97歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
兵庫県神戸市(出生) → 東京都(上京・在住) → 横浜市戸塚(生活拠点)

経歴

職業
歌人, 薬剤師, 薬局長
活動期間
1937年〜2012年
所属
歌誌「一路」, 同人誌「工人」, 泥の会(同人活動), 同人誌「黄」, 同人誌「寒暑」
影響を受けた人物
山下陸奥, 金子一秋

学歴

熊本薬学専門学校(現・熊本大学薬学部)
薬学部
国: 日本
熊本薬学専門学校を卒業。後に同校は熊本大学薬学部となる。
関西学院中等部(経歴上)
国: 日本
中等部を経て熊本の専門学校へ進学。

受賞歴

短歌研究賞
1994
対象作品: 「冬」
主催: 短歌研究(誌)
結果: 受賞
迢空賞(第37回)
2003
対象作品: 歌集『一点鐘』
主催: 迢空賞選考委員会
結果: 受賞
詩歌文学館賞(第18回)
2003
対象作品: 歌集『一点鐘』
主催: 詩歌文学館
結果: 受賞
旭日小綬章
2004
主催: 内閣府(日本)
結果: 受章
読売文学賞(第59回)
2008
対象作品: 歌集『竹叢』
主催: 読売新聞社
結果: 受賞

受賞・候補エディション

短歌研究賞 1回登壇
  1. 受賞作:

    『冬』は、岡部桂一郎による作品で、短歌研究賞の受賞作です。受賞対象となった作品として、人物や社会の緊張、記憶、日常の変化を描く読み物です。

    短歌研究賞で評価された、岡部桂一郎の作品です。

    文学賞受賞作人物描写時代と記憶
迢空賞 1回登壇
  1. 受賞作: 一点鐘

    「一点鐘」は、岡部桂一郎による受賞作品です。人物の感情や関係の揺れを軸に、時代や場所の空気を映しながら読者を作品世界へ導きます。

    一点鐘は、受賞歴を通じて広く知られるようになった作品です。

    人間関係記憶日常と非日常
詩歌文学館賞 1回登壇
  1. 受賞作: 一点鐘

    岡部桂一郎の歌集。身近な物や風景を凝視し、ずらしや取り合わせによって、淋しさと温かさが同時に立ち上がる短歌世界をつくる。

    日常の小さな物が、ふと淋しく、あたたかな光を帯びる。

    247ページ
    短歌日常孤独物の描写現代歌集
読売文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 竹叢

    岡部桂一郎の短歌作品として読売文学賞を受けた一作です。確認できる刊行物では『岡部桂一郎全歌集』に関係作品を収める形が見られますが、受賞作名そのものの単独書籍は確認できませんでした。

    竹叢は、岡部桂一郎が短歌作品として形にした受賞作です。

    短歌生活の感触凝縮

作品

代表作

緑の墓

1956年 歌集

初期の歌集。自然や日常の観察を基調にした短歌を収録。

自然季節日常

木星

1969年 歌集

中期の歌集。象徴的で内省的な作品が多い。

象徴内省宇宙イメージ

一点鐘

2002年 歌集

後年の代表作の一つ。簡潔で鋭い視点が評価され、複数の賞を受賞。

老い記憶日常の断片

竹叢

2007年 歌集

未刊歌集を含む全集等で紹介された作品。自然や人間の営みを静かに見つめる視線が特徴。

自然沈黙

全著作

  • 歌集『緑の墓』(白玉書房、1956年)
  • 歌集『木星』(木馬社、1969年)
  • 選集『鳴滝』(短歌新聞社〈現代歌人叢書〉、1981年)
  • 歌集『戸塚閑吟集』(不識書院、1988年)
  • 歌集『一点鐘』(青磁社、2002年)
  • 『岡部桂一郎全歌集 1956-2007』(青磁社、2007年)
  • 歌集『坂』(青磁社、2014年)

作風・主題

文体
簡潔で凝縮された表現観察に基づく写実的な描写静かな抑制
頻出モチーフ
自然(竹、季節、風景)沈黙と孤独日常生活の断片

評価・遺産

岡部桂一郎は近現代の短歌において確かな地位を築いた歌人であり、簡潔で観察眼に富む作品群は高く評価されている。没後、歌稿や創作ノートは神奈川近代文学館に収められた。

記念館・博物館

  • 神奈川近代文学館 神奈川県横浜市

資料所蔵先

  • 神奈川近代文学館所蔵(歌稿・創作ノート等)

豆知識

  • 本職は薬剤師で、国立習志野病院の薬局長として勤務した経歴がある。
  • 2012年11月28日に97歳で死去した。
  • 没後、夫人・岡部由紀子によって歌稿や創作ノートが神奈川近代文学館に収められた。
  • 同人誌の創刊や複数の結社に属さない同人活動で知られる。