日本の文学賞

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島清恋愛文学賞 しまきよれんあいぶんがくしょう

第17回(2010年)

恋愛小説

受賞者

3名
桐野夏生 きりの なつお 受賞

作家・林芙美子をモデルに、戦時下の南方での従軍、創作、秘めた恋を描く長編小説。史実と虚構を交差させながら、戦争に閉じ込められた女性作家の欲望と孤独を追う。

戦争の南方で、作家の言葉と恋が逃げ場のない熱を帯びる。

416ページ
戦争文学林芙美子南方恋愛創作
唯川恵 ゆいかわ めぐみ 候補

芳子と周也の関係を軸に、信じたい気持ち、依存、罪、逃避が絡み合う恋愛小説。幸福へ向かうはずの選択が、二人を戻れない場所へ追い込んでいく。

信じることと逃げることが重なったとき、恋は雨の底へ沈んでいく。

308ページ
恋愛小説依存逃避心中
有吉玉青 ありよし ぎょくせい 候補

恋人との関係に迷う女性が担当教授に相談したことをきっかけに、周囲の幸福そうな人生にほころびが広がっていく恋愛小説。恋のために人は何を隠し、何を演じるのかを描く。

幸福に見える日常の下で、不道徳な恋が静かに姿を変える。

253ページ
恋愛不倫偽装大学欲望