小学館ノンフィクション大賞 しょうがくかんノンフィクションたいしょう
第5回(1998年)
ノンフィクション文学賞
受賞者
2名
鈴木洋史
大賞
『百年目の帰郷』は、王貞治と父・王仕福の歩みをたどるノンフィクションである。中国大陸に生まれた仕福の故郷を訪ね、その出自をめぐる家族の記憶と、戦後の東アジアで揺れた国籍・祖国の問題を描く。
父が残した、伝わるはずのなかった遺言を手がかりに、百年に及ぶ家族の物語をたどる。
266ページ
王貞治家族の記憶中国と台湾国籍と祖国移民の経験
島村菜津
優秀賞
イタリアで活動するヴァティカン公認のエクソシストを取材し、悪魔祓いの儀式と、その背後にある信仰、苦悩、社会的な役割を追うノンフィクション。怪奇的なイメージに還元されがちな存在を、当事者の言葉と現地取材から見つめ直す。
儀式の現場と人々の語りから、祈りと苦悩が交差する世界を描く取材記。
267ページ
エクソシズムカトリックイタリア信仰宗教と社会