日本の文学賞

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田村俊子賞 たむらとしこしょう

第5回(1965年)

日本語文学女性文学

受賞者

2名
阿部光子 あべ みつこ 受賞

『遅い目覚めながらも』は、阿部光子が人生の転機と信仰への歩みを、生活の実感に根ざして描いた作品集である。受賞対象の「神学校一年生」を含み、遅れて始まる学びと自己回復の感覚が全体を貫いている。

人生の後半に始まる学びと信仰を、静かな目覚めとして描く作品集。

240ページ
信仰学び直し女性の人生自己回復
秋元松代 あきもと まつよ 受賞

『常陸坊海尊』は、源義経伝説に連なる常陸坊海尊の民間伝承を背景に、孤児となった少年の罪と救済を描く秋元松代の戯曲である。東北の語りと戦後の記憶が重なり、個人の傷を共同体の深い声へと広げていく。

民間伝承と戦後の孤児の罪を重ね、救済のありかを問う戦後戯曲の代表作。

260ページ
民間伝承戦後罪と救済東北