谷崎潤一郎賞 たにざきじゅんいちろうしょう
第3回(1967年)
小説戯曲
受賞者
2名
友達
突然訪ねてきた一家が家に居座り、親密さの名のもとに生活を侵食していく戯曲。日常的な善意が暴力へ変わる過程を、不条理な笑いと恐怖の中で描く。
友人であることを強いる声が、家の輪郭を崩していく。
戯曲不条理社会
四国の谷間の村へ戻った兄弟を中心に、万延元年の一揆と戦後日本の記憶が重なり合う長編。個人の挫折、共同体の暴力、歴史の反復を神話的な密度で描き出す。
谷間の村で、百年を隔てた暴力と祈りが響き合う。
492ページ
戦後歴史家族