日本の文学賞

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女流文学賞 じょりゅうぶんがくしょう

第2回(1963年)

小説

受賞者

2名
佐多稲子 さた いねこ 受賞

『女の宿』は、佐多稲子が女性たちの日常の奥にある不幸と哀しみを描いた短編。友人宅に宿を借りた語り手の視線を通して、慎ましく生きる女性たちを取り巻く時代の圧力が静かに浮かび上がる。

何気ない宿の一夜に、女性たちの哀しみがにじむ。

261ページ
女性の生活日常の哀しみ戦後文学短編
瀬戸内寂聴 せとうち じゃくちょう 受賞

『夏の終り』は、瀬戸内晴美が愛と別れの残り火を濃密に描いた短編小説。既婚男性との関係、過ぎ去った時間、身体に残る記憶をめぐり、恋愛の陶酔と疲弊を静かな緊張の中で描く。

終わったはずの夏に、愛の記憶だけが熱を残す。

240ページ
恋愛別れ女性の内面記憶