日本の文学賞

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吉川英治文学新人賞 よしかわえいじぶんがくしんじんしょう

第13回(1992年)

文学賞

受賞者

2名
中島らも なかじま らも 受賞

中島らも『今夜、すべてのバーで』は、アルコール依存症で入院した男を語り手に、酒、病院、友情、自己破壊をユーモアと痛みで描く長篇。軽妙な語りの底に、身体と依存の切実さがある。

笑いながら傷つき、傷つきながら酒の向こう側を見つめる。

269ページ
アルコール依存症病院ユーモア自己破壊
宮部みゆき みやべ みゆき 受賞

宮部みゆき『本所深川ふしぎ草紙』は、本所七不思議を題材にした連作時代ミステリ。岡っ引きの茂七を軸に、怪異の気配と下町の人情を重ね、江戸の暮らしに潜む謎を解いていく。

怪異の影をたどれば、江戸下町の人の情が見えてくる。

234ページ
時代小説本所七不思議人情捕物