作品情報
少年の研究ノートから、世界の秘密へ続く夏が始まる。
日常の町に入り込む幻想を、観察と仮説の言葉で追いかける作品。子どもの視点を保ちながら、世界の広さと別れの感覚を描く。
レビュー要約
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瑞々しい語り口と不思議な世界観が高く評価される。少年の理屈っぽさと切なさの混ざり方に魅力を感じる読者が多い。
書籍情報
- 出版社
- 角川書店
- 発売日
- 2010-05-29
- ページ数
- 348ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.6 x 2.7 x 19.5 cm
- ISBN-13
- 9784048740630
- ISBN-10
- 4048740636
- 価格
- 2490 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
小学四年生のぼくが住む郊外の町に突然ペンギンたちが現れた。この事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした。未知と出会うことの驚きに満ちた長編小説。
1979年、奈良県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞。著書に『四畳半神話大系』『有頂天家族』『恋文の技術』『宵山万華鏡』など。
レビュー
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読んでください
出会えて良かった本。少年の成長はストーリーは違うけどまるでトムソーヤの様でした。 読んでほしい。
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おねえさん
大好きな作品です。 読んでいてずっと楽しい。 終わり方も好きです。 お姉さんに抱きしめられたくなります笑
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めちゃくちゃ面白くて心地のいいストーリーでした
めちゃくちゃ面白くて心地のいいストーリーでした。ずーっとふざけたことを考えている、優秀すぎつつふざけた小学生の少年向け物語に感じたけれど、これは意外にサスペンス生に富んだSFでもありました。とても好きですが、これを誰におすすめするといいのか、今一つピンときません。
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まあまあ
普通に読み終わりましたが、特にこれといってオススメするほどの内容ではないと思いました。 アニメで見たら、それでいいんじゃないかな。
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美しく切ない物語
彼と彼女の会話(掛け合い)が楽しくまた、次の展開も知りたくなり読み続けられる、でも何故か切ない!
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楽しいファンタジー
おもしろかった。 夜は短しより楽しかった。
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「ぼくは少しおとなげないことをしたかもしれません」 「いや、きみオトナじゃないだろ」
小学校4年生の「ぼく(アオヤマくん)」による一人語りが森見登美彦節全開の文体で、文章のどこを読んでいても、もう楽しくてしかたがない。 「ぼく」は様々なたくさんの研究をかかえており多忙な小学生だ。 「ぼく」が親しくお付き合いをしている歯科医院のお姉さんも、そんな研究の対象のひとつだが、お姉さんのおっぱいがたいへん気になり、じっと見てしまう。 それは、友達に対して 「怒りそうになったときはおっぱいのことを考えるといいよ。そうすると心がたいへん平和になるんだ」 と助言するくらいおっぱいが気になっている。 何か良くないことをしたと反省するときは 「ぼくは少しおとなげないことをしたかもしれません」 と言い、歯科医院のお姉さんから 「いや、きみオトナじゃないだろ」 と突っ込まれる。 本書はSF小説の賞をとり、確かにSF的洞察もないではありませんが、語りは小学生であることから、あくまで「ぼく」の語りにニンマリとし、ああ読書ってホント楽しいなと純粋に感じられる、そんな貴重な読書時間をいただける優れた作品です。 こんな楽しい本と出合えるとホント嬉しくなります。
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素晴らしいの一言に尽きる
幼い頃の気持ちを思い出させてくる作品
関連する文学賞
- 山田風太郎賞 第1回(2010年) ・候補
- 日本SF大賞 第31回(2010年) ・受賞