日本の文学賞

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風の歌を聴け

群像新人文学賞

風の歌を聴け

村上春樹

1970年夏の海辺の町を舞台に、帰省した「僕」と友人の鼠、そして偶然知り合った女の子との気ままな時間を通して、青春の戸惑いと喪失感を乾いた筆致で描く。村上春樹の出発点となったデビュー作。

青春喪失海辺の町孤独デビュー作

作品情報

あの夏の風は、ものうく、ほろ苦く通りすぎていった。

講談社文庫で読まれてきた村上春樹のデビュー長編。退屈と不安のあいだを漂う若者たちの一夏を、軽やかな文体で切り取った作品として知られる。

書籍情報

出版社
講談社
発売日
2004-09-15
ページ数
168ページ
言語
日本語
サイズ
10.8 x 0.7 x 14.8 cm
ISBN-13
9784062748704
ISBN-10
4062748703
価格
638 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/文芸作品/日本文学

村上春樹のデビュー作 1970年夏、あの日の風は、ものうく、ほろ苦く通りすぎていった。僕たちの夢は、もう戻りはしない――。群像新人賞を受賞したデビュー作 1970年の夏、海辺の街に帰省した<僕>は、友人の<鼠>とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。2人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、<僕>の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。

レビュー

  • 良い

    良いでした

  • 懐かしい感じ

    高橋源一郎さんがこの小説が出た時に、やられた!と思ったという記事をどこかで読んだことがある。何についてそう思ったは書いてなかった(はず)。ラジオのDJが突然挿入される辺りは、高橋さんの作品にもあったと思うが、そうした見える形式ではなく、小説に含まれるエッセンスについてのコメントだろうと推測する。この小説、全編を貫く大事件はない。少し何かが起きて、ふわっと流れ去り、また何かが起きて流れる。雲のように浮遊感がある。それと昭和の香りが漂っている。懐かしい感じだ。心の中の何か石のようなものが、長らくそこにあったものが、少し動いた。

  • 古典

    この作品の持つ死生観、人間の存在とは何か、自然の中で生命はどのような存在か、という深い思想に共感を抱いた。そしてそれは、芭蕉の無常観を思い起こさせた。何よりも色々な作品や知識を引きながら美しい文体で表現している。言うまでもなく傑作である。

  • ok

    ok

  • ハートフィールド

    ハートフィールドが実在しないと分かった時は心底驚きました。

  • はじめて読んだ春樹

    比喩を多用した文体に苦手意識があったが、これは爽やかに読み通せた。この作品の瑞々しさが気に入った。入門書みたいなものかもしれない。

  • 超有名な本をもう一度

    村上春樹の出世作とも言える、今や彼の古典です。この話から何を読み取るかは、読者次第。

  • 読書感想文で

    子供が読書感想文を忘れていて、慌てて買った本。 短くてすごく助かったらしいです…

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