作品情報
姉妹の人生が交差し、戦後北海道の時間が濃く立ち上がる。
北海道の開拓村に生まれた姉妹を軸に、貧しさ、芸人一座、家族の断絶と再会を描く長編。苛烈な生活のなかで愛になりきれなかった感情まで掬い上げる。 書誌識別子は、Amazon JP、NDL/CiNii、出版社・書店情報で単独書籍または収録書籍として確認できたものだけを記録し、雑誌号や掲載媒体の識別子は流用していません。
書籍情報
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 2011-08-26
- ページ数
- 280ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.8 x 2 x 19.5 cm
- ISBN-13
- 9784103277224
- ISBN-10
- 410327722X
- 価格
- 246 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: ラブレス : 桜木 紫乃: 本
レビュー
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大人の
久しぶりにじっくり読めた小説。大人の小説です。
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良い作品だと思いました。
北海道のなんともいえない秋色や灰色の風景描写がすばらしいです。 二人の姉妹の壮絶な人生に感動しました。 そして開拓農民の苦労がよくわかりました。 直木賞のホテルローヤルと比べると非常に濃密な、ある意味「重厚」な作品です。 ラブレス→丁寧に読むべき作品(緻密な作品構成) ホテルローヤル(直木賞受賞作)→比較的リラックスして読める作品 作者の桜木 紫乃さんはNHKなどで紹介されご存じのかたも多いと思いますが 彼女の謙虚な、そして庶民的姿勢は賞賛に値します。 作家は桜木 紫乃さんのようにいろいろと人生経験を積んでこられた方のほうが 人の悩みとか苦しみとかに共感できるかなーと思いました。 ラブレスを一度ゆっくり読んで人の悲しみ苦悩を理解できる人になって下さい。
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一人ひとりの心理描写が素晴らしい
作者を初めて知ったのは友人から借りた「家族じまい」でした。登場人物の各人の深層心理の描写に圧倒され、いっぺんにファンになりました。
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ドラマチックな力作
北海道東部に育った二人の姉妹とその子供たちを中心に描くヒューマン物語。 幸せを掴もうともがき、やはり、つかめずに流されてしまう理不尽さを、幼少期から最期まで実にドラマチックに描いた力作。 誰しもがこの世に生を受け、選んでいるようで、ただ流されていくしかない人生を歩む。 そんなこの作家のモチーフが余すところなく詰め込まれている。 桜木柴乃さんの作品は、どの作品も好きなのだが、敢えて言えば、これが一番。
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良い本です
直木賞作家の本
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桜木ワールドを楽しめました。
それぞれの、女性の人生が北海道ならではの、時代の流れのなかで複雑な悲しみが、なんとも、言えない感覚でした。
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とにかく最後までよんでほしい。
桜木紫乃さんの本は殆ど読破しましたが、一番良かったと思います。 最後はなみだがとまりませんでした。 昭和を生き抜いた1人の女性の生き様。 悲しみ、哀愁、強さ、どの行間からも伝わってきました。主人公は昭和を強く生き抜いた女性ですが、よくある昭和女性の明るさと言ったものは感じません。 そのせいもあって、ラストをあのように(ネタバレになるのでいいませんが)してくれた作家に感謝の念がわいてきます。報われた想いになります。それだけ感情移入する事ができる作品です。今だ、感動の余韻がのこっています。
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ヒトの生きざまを、見ました
作者の桜木先生を誇りに思います。
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