嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか
2004年から2011年までの中日ドラゴンズ監督時代を、関係者12人の証言と著者自身の番記者経験から描くノンフィクション。落合博満の采配と組織づくりを、勝利至上の現場から立体的に追う。
作品情報
落合博満その人だけでなく、彼に関わった選手やスタッフの変化から、勝てる組織の輪郭を描く。
文藝春秋から2021年9月24日に刊行された単行本。第53回大宅壮一ノンフィクション賞、第32回ミズノスポーツライター最優秀賞、第44回講談社本田靖春ノンフィクション賞、第21回新潮ドキュメント賞を受賞した。
レビュー要約
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落合博満への評価をひっくり返すような単純な伝記ではなく、選手やスタッフの視点を積み重ねて人物像と組織の変化を立体的に見せる構成が評価されている。
書籍情報
- 出版社
- 文藝春秋
- 発売日
- 2021-09-24
- ページ数
- 480ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 14 x 3.8 x 19.5 cm
- ISBN-13
- 9784163914411
- ISBN-10
- 4163914412
- 価格
- 407 JPY
- カテゴリ
- 本/スポーツ・アウトドア/スポーツ
なぜ 語らないのか。 なぜ 俯いて歩くのか。 なぜ いつも独りなのか。 そしてなぜ 嫌われるのか――。 中日ドラゴンズで監督を務めた8年間、ペナントレースですべてAクラスに入り、日本シリーズには5度進出、2007年には日本一にも輝いた。それでもなぜ、落合博満はフロントや野球ファン、マスコミから厳しい目線を浴び続けたのか。秘密主義的な取材ルールを設け、マスコミには黙して語らず、そして日本シリーズで完全試合達成目前の投手を替える非情な采配……。そこに込められた深謀遠慮に影響を受け、真のプロフェッショナルへと変貌を遂げていった12人の男たちの証言から、異端の名将の実像に迫る。 「週刊文春」連載時より大反響の傑作ノンフィクション、遂に書籍化!
レビュー
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野球が好きになる
プロ野球の厳しさと現実と喜びを教えてくれた、身震いのする本でした。
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めちゃめちゃ面白い
立浪が監督になったのをきっかけに20年ぶりに中日の試合を見るようになり、 心の底から落合監督の時代を見逃したことを後悔している。 この本を読んでさらにその気持ちが爆発した。本気で20年前に戻りたい!! (そうなるのが悔しくてなかなか手が出なかったけど、読み始めたら止まらなかった) 落合監督の選手を見極める目と徹底したフェアネス。 それに応えた選手が放つ輝きと人知れぬ葛藤に、何度も泣きそうになった。 そんな監督に認められる誉れと畏れはどんなものだったのかも少し想像できた。 ちなみに権藤さんの現役時代も見ている筋金入りの中日ファンの母は、 落合さんの監督時代がつまらなかったなんて全く言っていません。
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読み応え十分
筆者は決して落合信者ではなく、飽くまで記者というフラットな目線。 章ごとに一人の選手やスタッフを主役に据え、その人物を通して落合監督の姿が見えてきます。 テーマは落合博満という人ではありますが、選手それぞれの葛藤や苦悩がリアルに描かれており、読みながら重圧や緊迫した空気も感じることができましたし、ひとりひとりのドラマに想いを馳せ、涙なしには読めませんでした。 読み終えたとき、「もっともっと読んでいたかった」という寂しさを感じたくらいに没入できる傑作でした。
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落合ファン向け。
監督落合のドキュメントです。 少し曖昧な取材内容かな❓️と感じる項目もありましたが、常勝チームを率いた功績のウラが「ある程度」解る様に思います。
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面白いです。
良かったです。
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孤高
今時の乱立する賞文芸作品等、 まったく相手にならず。 孤高感が素晴らしく、 自然と涙が出ます。 野球を知ってても知らなくても、 是非読むべき一冊。
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何回か涙が出た
落合さんが監督やってるのは知っていたが、此の様な事情があるとは思わなかった。その当時の試合を見たくなります。
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おもしろかった
落合監督を知る上では非常に面白い本でした。
関連する文学賞
- 大宅壮一ノンフィクション賞 第53回(2022年) ・受賞
- 講談社ノンフィクション賞 第44回(2022年) ・受賞
- 新潮ドキュメント賞 第21回(2022年) ・受賞