作品情報
あかるたへは、水原紫苑の作品世界を端的に伝える一作です。
戦争の記憶と日本人の魂の行方を、鋭い言葉と祈りの感覚で編み上げた歌集。古典的な響きと現代への切実なまなざしが重なり、救済を求める声が全体を貫いています。
書籍情報
- 出版社
- 河出書房新社
- 発売日
- 2000-11-19
- ページ数
- 227ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784309016702
- ISBN-10
- 4309016707
- 価格
- 632 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/文芸作品
Amazon.co.jp: あかるたへ : 水原 紫苑: 本
レビュー
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群馬県立土田文明文学記念館で、現代女性歌人展があったので予習として拝読。自分の好きな水関係の短歌を引用させてください。
流れゆくわたくし浅き川なるに中之島もてり子らは遊べよ 水遣ればたちまち吸へり老いながらいのち豊けき戦争の木よ 旅にして化粧(けはひ)は羞(やさ)し吉野川渡りゆきたる姫の首おもほゆ 蜻蛉(せいれい)の滝に向かひてわがうたを虹に照らすは生きのかなしさ こゑびびく象(きさ)お小川は戦ひの星の胸処にふれにけるかも 夏の日の出会ひはつねに未完にてこの古井戸の想ひを知らず
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