山本健吉文学賞 やまもとけんきちぶんがくしょう
第5回(2005年)
俳句短歌詩評論歌詞
受賞者
5名獄中で詠まれた俳句を軸に、閉ざされた時間の中で自然、身体、記憶を見つめる句集。限られた空間に置かれた言葉が、外界への感覚と自己凝視を鮮烈に響かせます。
海鼠の日は、角川春樹の作品世界を端的に伝える一作です。
229ページ
俳句獄中自然自己凝視
戦争の記憶と日本人の魂の行方を、鋭い言葉と祈りの感覚で編み上げた歌集。古典的な響きと現代への切実なまなざしが重なり、救済を求める声が全体を貫いています。
あかるたへは、水原紫苑の作品世界を端的に伝える一作です。
227ページ
短歌戦争祈り日本
木端微塵
俳句を中心に、断片化された感覚や日常の細部を凝縮して提示する作品。単独書籍の確実な流通情報を確認できず、作品内容の詳細は受賞記録を中心に補っています。
木端微塵は、木村敏男の作品世界を端的に伝える一作です。
俳句断片日常
俳諧の歴史と人物をめぐる随筆を集め、江戸の風流と近現代の俳句精神を自在に往還する評論的作品。洒脱な語り口の中に、古典への深い読みと批評眼が息づいています。
市井風流は、加藤郁乎の作品世界を端的に伝える一作です。
224ページ
俳諧随筆江戸文化批評