山本健吉文学賞
やまもとけんきちぶんがくしょう
『俳句界』の出版元である「文學の森」が主催する俳句・詩歌に関する文学賞。
- 創設年
- 2001
- 主催
- 文學の森
- カテゴリー
- 俳句・俳諧
- 選考方式
- 推薦
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 発表時期
- 4〜5月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
2001年に山本健吉の名を冠して創設され、当初は俳句、短歌、詩、評論、歌詞の各部門で顕彰。第5回より歌詞部門が廃止、第11回より短歌部門と詩部門が廃止され、2014年度の第13回より「山本健吉賞」に改称され句集のみを対象とする賞となった。
賞品
- 主賞品
- 各部門賞
関連の賞
- 山本健吉評論賞
公式情報
http://www.bungak.com/info/yamamoto.php過去の受賞者
『天心』は、山陰石楠による受賞作です。Amazon JP 検索、NDL 検索、関連出版社情報を確認対象としましたが、受賞作そのものを収録した単行本・文庫の ISBN は確認できませんでした。掲載誌・記事レコードの識別子は流用していません。
山陰石楠の受賞作として記録される『天心』。
『俳句編集ノート』は、鈴木豊一による受賞作です。Amazon JP 検索、NDL 検索、関連出版社情報を確認対象としましたが、受賞作そのものを収録した単行本・文庫の ISBN は確認できませんでした。掲載誌・記事レコードの識別子は流用していません。
鈴木豊一の受賞作として記録される『俳句編集ノート』。
『晩節』は加藤 郁乎による作品で、2011-1 の受賞・候補記録に残る一冊です。書籍として刊行されたレコードを確認でき、作品単位の書誌情報として扱えます。
加藤 郁乎の『晩節』は、受賞記録に残る作品として作品単位で整理した。
中岡毅雄の俳句作品。凝縮された言葉の中に、風景、記憶、身体感覚が重なり、読者に静かな余韻を残す。
短い言葉の連なりが、見慣れた風景の奥にある感情を照らす。
永田和宏の短歌作品。凝縮された言葉の中に、風景、記憶、身体感覚が重なり、読者に静かな余韻を残す。
短い言葉の連なりが、見慣れた風景の奥にある感情を照らす。
川口晴美の詩作品。凝縮された言葉の中に、風景、記憶、身体感覚が重なり、読者に静かな余韻を残す。
短い言葉の連なりが、見慣れた風景の奥にある感情を照らす。
『荒神』は伊藤通明の句集。父祖の地に根ざす視線と定型への信頼を軸に、長い歳月の句業をまとめる。
土地と定型に身を置く抒情が、荒ぶる神の名を帯びて立ち上がる。
『東洋の秋』は島田修三の歌集。まひる野叢書の一冊として刊行され、時間の移ろいと生活感覚を端正な短歌の連なりで描く。
秋という季節の奥行きに、個人の記憶と東洋的な時間感覚が重なる。
『子葉声韻』は高貝弘也の詩集。植物の初発を思わせる題名のもと、声と言葉の響きを精密に組み上げる。
芽生えの気配と声の響きが、詩の行の中で静かに絡み合う。
八十代という年齢の身体感覚と記憶を、俳句の短い形式で受け止める句集。老いを嘆くだけでなく、季節の移ろいに重なる生の確かさを描く。
八十代という年齢の身体感覚と記憶を、俳句の短い形式で受け止める句集。
古い絵の中の乙女に向けられる視線を通じて、時間の隔たりと女性像の変化を詠む歌集。絵画的な静けさの奥に、見る者と見られる者の緊張がある。
古い絵の中の乙女に向けられる視線を通じて、時間の隔たりと女性像の変化を詠む歌集。
身近な言葉や政治的な感覚を、左右という方向の比喩から問い直す詩的な作品。ユーモアと批評性を交え、日常の言い回しの中に潜む不安を照らす。
身近な言葉や政治的な感覚を、左右という方向の比喩から問い直す詩的な作品。
戦中から戦後へかけて俳句がどのように書かれ、読まれ、担われたかを追う評論。時代の圧力と文学表現の関係を、俳壇史の流れの中で捉える。
戦中から戦後へかけて俳句がどのように書かれ、読まれ、担われたかを追う評論。
角川春樹が自身の家と戦後の時間を俳句でたどる句集です。家族史、出版文化、戦後意識が重なり、個人の記憶が俳句の連なりとして立ち上がります。
角川家の戦後は、角川春樹が句集として形にした受賞作です。
栗木京子の歌集で、透明さと揺らぎを帯びたイメージを通して、身体、時間、生活の気配をすくい取ります。現代短歌の繊細な感覚が凝縮された一冊です。
けむり水晶は、栗木京子が歌集として形にした受賞作です。
季節の光と生活の静けさを手がかりに、記憶と時間の感触をたどる詩集です。抑制された言葉の中に、移ろう時間へのまなざしが残ります。
六月の光、九月の椅子は、吉田文憲が詩集として形にした受賞作です。
『黄燐と投げ縄』は、清水哲男による作品で、2006年の山本健吉文学賞で詩部門に選ばれた。
山本健吉文学賞で評価された清水哲男の作品。
『長谷川素逝 圓光の生涯』は、うさみとしおによる作品で、2006年の山本健吉文学賞で評論部門に選ばれた。
山本健吉文学賞で評価されたうさみとしおの作品。
『評伝 西脇順三郎』は、新倉俊一による作品で、2006年の山本健吉文学賞で評論部門に選ばれた。
山本健吉文学賞で評価された新倉俊一の作品。
『ピサ詩篇の翻訳と注釈』は、エズラ・パウンドによる作品で、2006年の山本健吉文学賞で評論部門に選ばれた。
山本健吉文学賞で評価されたエズラ・パウンドの作品。
獄中で詠まれた俳句を軸に、閉ざされた時間の中で自然、身体、記憶を見つめる句集。限られた空間に置かれた言葉が、外界への感覚と自己凝視を鮮烈に響かせます。
海鼠の日は、角川春樹の作品世界を端的に伝える一作です。
戦争の記憶と日本人の魂の行方を、鋭い言葉と祈りの感覚で編み上げた歌集。古典的な響きと現代への切実なまなざしが重なり、救済を求める声が全体を貫いています。
あかるたへは、水原紫苑の作品世界を端的に伝える一作です。
俳句を中心に、断片化された感覚や日常の細部を凝縮して提示する作品。単独書籍の確実な流通情報を確認できず、作品内容の詳細は受賞記録を中心に補っています。
木端微塵は、木村敏男の作品世界を端的に伝える一作です。
俳諧の歴史と人物をめぐる随筆を集め、江戸の風流と近現代の俳句精神を自在に往還する評論的作品。洒脱な語り口の中に、古典への深い読みと批評眼が息づいています。
市井風流は、加藤郁乎の作品世界を端的に伝える一作です。
『消息』は、きちせあやによる詩歌作品。受賞時の評価対象として、題名が示す情景や人物の動きを軸に、短い形式の中にも時間の厚みを感じさせる作品である。
消息という題名が、作品の中心にある気配と緊張を端的に伝えている。
『はじめての雪』は、佐佐木幸綱による詩歌作品。受賞時の評価対象として、題名が示す情景や人物の動きを軸に、短い形式の中にも時間の厚みを感じさせる作品である。
はじめての雪という題名が、作品の中心にある気配と緊張を端的に伝えている。
『蕉風俳諧における<季語・季題>の研究』は、東聖子による詩歌作品。受賞時の評価対象として、題名が示す情景や人物の動きを軸に、短い形式の中にも時間の厚みを感じさせる作品である。
蕉風俳諧における<季語・季題>の研究という題名が、作品の中心にある気配と緊張を端的に伝えている。
『四時抄』は、山上樹実雄の第五句集。水原秋櫻子・山口草堂の流れを受ける清冽な叙情を保ちながら、四季の移ろいと老いの時間を、軽みと陰影のある俳句として結晶させている。
透明な季語の奥に、生きることへの渇望と静かな翳りが息づく句集。
『花晨』は、きくちつねこの句集。梅里俳句選書・平成の風韻の一冊として、日々の景と季節の気配を丁寧にすくい、穏やかな言葉の中に芯のある感受性を映している。
朝の花のような清新さで、暮らしの時間を季語へ結び直す句集。
『燠火』は、大島史洋の歌集。仕事や暮らしの只中にある感情の昂ぶりを、抑制された定型の中に置き、静かな表面の下で燃え続ける意思を描く。
鎮めようとしてなお噴き上がる思いを、定型の低い熱として残す歌集。
『流離伝』は、成瀬有の歌集。流れ移る人生の感覚を題に据え、個人の記憶と時代の気配を、端正な短歌の連なりとして描き出す。
流離の感覚を抱えながら、記憶と風景を短歌の秩序へ移す。
『世界中年会議』は、四元康祐の詩集。移動するビジネスパーソンの感覚、都市、メディア、家族、世界情勢を詩の素材に取り込み、中年という地点から世界全体を見渡す。
生活と世界情勢のただ中から、現代詩の冒険を立ち上げる。
『近世中期の上方俳壇』は、深沢了子による俳文学研究。芭蕉没後から蕉風中興へ向かう時期の京・大坂俳壇を、松木淡々らの動向と俳風の変化から読み解く。
江戸の洒落風が上方で変容する過程を、京と大坂の俳壇から照らす。
『俳句のモダン』は、仁平勝の俳句評論。近現代俳句の表現に起きた変化を、モダニズムの感覚と定型の緊張関係から読み、俳句が現代性を獲得する過程を考える。
俳句表現に何が起きたのかを、モダンという視点から問い直す評論集。
「島人ぬ宝」は、BEGINの楽曲。石垣島の中学生が書いた島への思いをもとに生まれ、島で育つ者が土地の歌や言葉、記憶をどれほど知っているのかを問いかける。
ふるさとの歌を知りたいという問いを、島の未来へ手渡す代表曲。
京都の四季と大人の恋心を、俳句と写真の響き合いで描く句集。川床、祇園会、大文字、時雨といった京都の季語を通じて、旅情と静かな熱情が重なる。
京都の恋は、黛まどかの受賞作として作品世界を凝縮して伝える。
内省的な叙情を基調とする玉井清弘の第五歌集。四国に根ざす生活感覚と、時間をかけて深まる自己凝視が重なり、静かな言葉で人生の陰影をとらえる。
六白は、玉井清弘の受賞作として作品世界を凝縮して伝える。
ギリシア悲劇のアンティゴネーを遠く響かせながら、国家の掟と弔いの掟、忘却と記憶の対立を長篇詩として組み上げる。歴史の外に押し出された声を、ざわめく舞台として呼び戻す詩集である。
シスター・アンティゴネーの暦のない墓は、守中高明の受賞作として作品世界を凝縮して伝える。
平成の「殉情詩集」と呼ばれる詩集。友人への追悼、町の風景、歌謡曲的な軽みを通して、喪失と美しいものへの執着を、平明でしみる言葉に変えていく。
そして、船は行くは、井川博年の受賞作として作品世界を凝縮して伝える。
飯田蛇笏と加藤楸邨という近代俳句の大きな流れを、平井照敏の俳句観と批評眼で読み解く評論集。師系や季語、鎮魂の感覚を通じて、俳句が背負う時間と精神の厚みを照らす。
蛇笏と楸邨を並べて読むことで、近代俳句の骨格と余韻が立ち上がる。
詩人・金子光晴の漂泊、反骨、異国体験を手がかりに、その詩と散文が作り出す自由な精神の広がりをたどる評論。旅と貧困、文明批評が交差する金子文学の輪郭を描く。
金子光晴の放浪と反骨を、作品世界の奥行きとして読み直す。
ゴスペラーズの代表的なアカペラ・バラード。声だけで恋の決意と静かな情熱を積み上げ、ポップスとしての親しみやすさと合唱的な精密さを両立させている。
声だけで愛の決意を響かせる、ゴスペラーズのアカペラ・バラード。
俳句によって風景を百の場面として切り取り、季節と土地の細部を積み重ねる句集。写生の確かさと、景の背後にある時間へのまなざしが響き合う。
『百景』は、伊藤敬子の作風が凝縮された受賞作。
人生の道行きを短歌の時間へ置き換え、旅、老い、記憶を端正に刻む歌集。穏やかな叙述のなかに、長く歩いてきた者の視野が広がる。
『行路』は、島田修二の作風が凝縮された受賞作。
破れや喪失のあとに残る感情を、再び立ち上がる言葉として組み直す詩集。静謐な語りの底に、生を持ち直すための強い意志がある。
『再生』は、田中清光の作風が凝縮された受賞作。
芭蕉門の俳人・宝井其角を、元禄文化の活力と都市的な才気のなかで読み直す評論。俳諧の伝統と逸脱の両面から、其角像を立体的に描く。
『元禄の鬼才 宝井其角』は、田中義信の作風が凝縮された受賞作。
俳句を身体感覚から読み直し、季語や自然描写を体の反応として捉える評論。鑑賞と実作をつなぎ、俳句の言葉が身体に届く仕組みを考える。
『俳句からだ感』は、宮坂静生の作風が凝縮された受賞作。
別れと記憶を桜の坂道に託した歌詞作品。流行歌として広く親しまれながら、短い言葉で過ぎ去った時間と再会しない恋の痛みを描き出す。
『桜坂』は、福山雅治の作風が凝縮された受賞作。