作品情報
2022年刊の句集。
第六句集として書誌情報と ISBN を確認できた。
書籍情報
- 出版社
- ふらんす堂
- 発売日
- 2022-10-24
- ページ数
- 195ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.5 x 1.8 x 19.6 cm
- ISBN-13
- 9784781415055
- ISBN-10
- 4781415059
- 価格
- 858 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/詩歌/詩集
◆第六句集 水底に欠茶碗あり蜷の道 私たちは果てを知らない無辺世界に危うく浮かぶように日常を営んでいる。無辺より来たって今在るものは、いつか無辺に消え去る。その過程で偶々出会えた物や心の端正な姿を、俳句の形に残しておきたい。 (著者) ◆自選十二句 雪になりさうと二階の妻降り来 光源は太陽一つ初景色 水底に欠茶碗あり蜷の道 三鬼忌や男もつかふ針と糸 火の影を踏む白足袋や薪能 大皿に松風吹けり初鰹 人の顔みな百合めきぬ終電車 写真剝ぐやうに八月また終る 大阪にアジアの雨や南瓜煮る ガラス戸にじぶくる蜂や花八手 かあさんと墓を呼ぶ父冬日差す 終りなく雪こみあげる夜空かな
昭和36年2月7日千葉市生まれ 昭和59年 東京大学法学部卒業 昭和61年 「鷹」入会 藤田湘子に師事 平成11年 「鷹」編集長 平成17年 藤田湘子逝去により「鷹」主宰を継承 ●句集 『近所』(第25回俳人協会新人賞)『手帖』『呼鈴』『俳句日記2014 掌をかざす』『朝晩』(第59回俳人協会賞) ●著書 『魅了する詩型 現代俳句私論』(第19回俳人協会評論新人賞)『現代俳句の海図』『シリーズ自句自解I ベスト100 小川軽舟』『藤田湘子の百句』『ここが知りたい! 俳句入門 上達のための18か条』『俳句と暮らす』 俳人協会評議員 毎日新聞俳壇選者
レビュー
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いい句集
令和の時代、いい句集の一つ。 YS-11
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身近な世界に永遠をみつける
優しい目線で日常を見ているのがわかります。自分と同世代であることも理解を深めさせます。若い人たちの俳句はどこか横書き的発想ですが、この作品には縦書きの情緒がありました。
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最も好きな俳句
偶々毎日新聞の愛読者でした。 いつからか日曜俳壇の選者になり トップに撮って貰ったこともありました。 俳句の道は当初知らぬ世界。 無手勝流で進んできましたが、或る切っ掛けからこの主催の 結社にはいりました。途中で挫折してしまいましたが 昨年蛇笏集頂いたので読んでみました。 やっぱり納得の多い俳句が多く、家族を詠み込んだ俳句 仕事中見つけたであろう俳句など仕事しながら 主催を続け、俳壇の選者を続けているのは立派だと 思います。私より15才年下ですがこれから益々俳壇の世界で 活躍することでしょう。今後も楽しみにしたいと思います。
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蛇笏賞受賞作品
俳句結社「鷹」の主宰、小川軽舟氏の作品。人はみな無辺より来て無辺へと消え去る・・・その間の生の営みを俳句として残された傑作。
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有難うございました
早速、ロッカーで受け取りました。 ファミマでお茶菓子も購入して、読みかけの句集も後10ページばかり、 今夜には「無辺」を開きます。楽しみ!
関連する文学賞
- 蛇笏賞 第57回(2023年) ・受賞
- 小野市詩歌文学賞 第15回(2023年) ・受賞