青蚊帳
黒岩隆『青蚊帳』は、闇のなかで明滅する時間を、季節を彩る光と色に重ねて描く詩集です。空室、波止場、石仏、桔梗、青い空などの像が連なり、記憶と風景のあわいを鮮やかに照らします。
現代詩時間季節光記憶
作品情報
闇に明滅する時間を、巡りあう季節の光と色に重ねた詩集です。
思潮社から2017年8月に刊行された詩集。誠品線上と楽天ブックスでISBN-13 9784783735847、85ページ、2017年刊行を確認できます。思潮社の新刊アーカイブと後年刊行の『南天鳩』紹介では、第55回歴程賞および第13回三好達治賞受賞作であることが確認できます。
レビュー要約
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版元紹介では、季節を彩る光と色、闇のなかで明滅する時間が作品の核として示されています。静かな風景の細部を通して、記憶の深い層へ届く詩集として読むことができます。
書籍情報
- 出版社
- 思潮社
- 発売日
- 2017-09-11
- ページ数
- 85ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784783735847
- ISBN-10
- 4783735840
- 価格
- 2640 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/詩歌/詩集
とくとくと 夢の中を流れる渓流に 指を差し入れ 星霜かけて あなたを一体 削り出そう (「臼杵磨崖仏」) 空室のアパートの横木に、灯りのように点る深紅の柿の実、出航を告げる波止場へ寄せては返す金色の波、石仏の静かな微笑のように岸辺に揺れる桔梗、あの人が着ていたミモザ色のセーター、蚊帳の中から見た青い空―。闇の中で瞬間に明滅する無数の時間を、巡りあう季節を彩る光と色に重ねて描く19篇、6年ぶりの新詩集。
1945年9月 愛知県生まれ 詩集 『水遊び』1971年、詩学社 『夕鶴抄』1975年、落合書店 『みずうみ』1979年、詩学社 『海猫』1986年、花神社 『星の家』1994年、思潮社 『海の領分』2005年、書肆山田 『あかときまで』2011年、書肆山田
関連する文学賞
- 歴程賞(旧・藤村記念歴程賞) 第55回(2017年) ・受賞
- 三好達治賞 第13回(2018年) ・受賞