日本の文学賞

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さねとう あきら

さねとう あきら

Sanetou Akira

別名: 實藤述
ペンネーム: さねとう あきら筆名

プロフィール

性別
男性
生誕
1935-01-16 (東京市大森区(現 東京都大田区))
死没
2016-03-07 81歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都大田区(旧大森区) → 広島県(疎開)

経歴

職業
児童文学作家, 劇作家, 脚本家
活動期間
1957年〜2016年
影響を受けた人物
柳田國男, 木下順二, 斎藤隆介

学歴

早稲田大学第一文学部
演劇科 / 演劇
期間: 1954-1958
国: 日本
在学中に中退、以後劇団活動に参加

受賞歴

厚生大臣賞
1961
対象作品: ふりむくなペドロ
主催: 厚生省(相当機関)
結果: 受賞
日本児童文学者協会新人賞
1972
対象作品: 地べたっこさま
主催: 日本児童文学者協会
結果: 受賞
野間児童文芸推奨作品賞
1972
対象作品: 地べたっこさま
主催: 野間児童文芸賞選考機関
結果: 推奨
小学館文学賞
1979
対象作品: ジャンボコッコの伝記
主催: 小学館
結果: 受賞
産経児童出版文化賞
1986
対象作品: 東京石器人戦争
主催: 産経新聞社
結果: 受賞
斎田喬戯曲賞
2004
対象作品: のんのんばあとオレ(戯曲)
主催: 斎田喬賞選考機関
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 地べたっこさま

    民話的な語り口と現代児童文学の感覚をあわせ持つ短編集。地べたに根ざした人々の声や小さな出来事を通して、子どもが世界の不思議さと痛みに触れる。

    土の匂いを帯びた物語が、子どものまなざしで世界をひらく。

    206ページ
    民話子どもの視点地域いのち
  1. 受賞作: 地べたっこさま

    民話的な語り口と現代児童文学の感覚をあわせ持つ短編集。地べたに根ざした人々の声や小さな出来事を通して、子どもが世界の不思議さと痛みに触れる。

    土の匂いを帯びた物語が、子どものまなざしで世界をひらく。

    206ページ
    民話子どもの視点地域いのち
  1. 受賞作: ジャンボコッコの伝説

    『ジャンボコッコの伝説』は、さねとうあきらによる児童文学で、1979年前後の受賞作として記録されている。人物や社会の輪郭を追いながら、時代の空気や価値観の揺れを読者に伝える作品である。

    さねとうあきらの視点から、時代と人間の姿を静かに照らし出す受賞作。

    成長想像力家族と社会

作品

代表作

地べたっこさま

1972年 創作民話・児童文学

東京の底辺に生きる人々や民話的モチーフを集めた創作民話集。無辜の人々や疎外された者たちを描く作品群。

民話差別疎外

ジャンボコッコの伝記

1979年 児童文学・動物物語

野性味の強いニワトリと子供たちの交流を描いた物語。ペット化しない個性を描写することで動物譚に新たな視点を与えた。

動物成長共生

東京石器人戦争

1985年 長編・SF的民話風

文明と大自然の対峙を大きなスケールで描いた大長編。現代人の生き方や文明のあり方を根本的に問い直す作品。

文明と自然人類史環境

わらいおおかみ

1973年 絵本・創作民話

民話的モチーフをもとにした絵本。刊行後に背景表現をめぐって部落解放同盟との論争が生じ、最終的に和解したがその後は絶版となった。

差別連帯民話的寓話

全著作

  • 地べたっこさま(1972)
  • ゆきこんこん物語(1972)
  • なまけんぼの神さま(1974)
  • 神がくしの八月(1975)
  • ジャンボコッコの伝記(1979)
  • 東京石器人戦争(1985)
  • おおかみがわらうとき(1987)
  • 福餅天狗餅(2005)

翻案

  • 多くの戯曲化・舞台化(劇団2月、劇団コーロ、人形劇団プークなど)
  • オペラ台本『べっかんこ鬼』(林光作曲・1979)

作風・主題

文体
創作民話を基調とした、語り口の強い児童文学的文体劇的・物語性を重視する筆致
頻出モチーフ
民話差別と連帯戦争と子ども自然と文明の対立

評価・遺産

創作民話を基軸に児童文学と児童劇の分野で独自の地位を築いた。社会的弱者や差別問題、戦争体験を題材に据えた作品群は教育教材としても利用され、演劇やオペラへの台本提供など多岐にわたる影響を残した。

関連学会

  • 日本児童文学者協会

資料所蔵先

  • 国立国会図書館

大衆文化への影響

  • 『のんのんばあとオレ』の舞台化(劇団コーロ)

豆知識

  • 1945年8月6日の原爆の閃光を岬越しに目撃したと記述されている。
  • 絵本『わらいおおかみ』は1974年に部落解放同盟との論争を経て和解したが、以後増刷されず絶版となった。
  • 早稲田大学在学中に中退し、劇団『仲間』などで児童劇の演出・脚本に従事した。