日本の文学賞

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雨宮雅子

あめみや まさこ

Amemiya Masako

プロフィール

性別
女性
生誕
1929-03-28 (東京市麹町区永田町)
死没
2014-10-25 85歳
国籍
日本
言語
日本語
宗教
キリスト教
居住地歴
東京都永田町(麹町区)

経歴

職業
歌人, 文芸評論家
活動期間
1949年〜2014年
所属
日本文藝家協会, 現代歌人協会
所属団体
日本文藝家協会, 現代歌人協会
影響を受けた人物
川上小夜子, 香川進

学歴

昭和女子大学
国: 日本
大学在学中に川上小夜子に師事
東京家政学院高等女学校
国: 日本
番町小学校
国: 日本

受賞歴

短歌公論処女歌集賞
1978
対象作品: 鶴の夜明けぬ
主催: 短歌公論
結果: 受賞
平林たい子賞(第16回)
1988
対象作品: 斎藤史論
主催: 平林たい子賞選考委員会
結果: 受賞
短歌研究賞(第37回)
2001
対象作品: 夕星の歌
主催: 短歌研究
結果: 受賞
日本歌人クラブ賞(第30回)
2003
対象作品: 昼顔の譜
主催: 日本歌人クラブ
結果: 受賞
詩歌文学館賞(第28回)
2013
対象作品: 水の花
主催: 詩歌文学館
結果: 受賞
神奈川県歌人会優良歌集賞(第32回)
2013
対象作品: 水の花
主催: 神奈川県歌人会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 斎藤史論

    『斎藤史論』は雨宮雅子による作品で、平林たい子文学賞の1988年回で選ばれた。受賞作として、作者の関心や表現の特徴を伝える一作である。

    平林たい子文学賞で選ばれた雨宮雅子の『斎藤史論』。

    208ページ
    受賞作現代文学作者の表現
短歌研究賞 1回登壇
  1. 受賞作: 夕星の歌

    夕暮れの光と祈りの感覚を重ね、短歌の韻律で生の揺らぎをすくい上げる作品。静かな抒情のなかに、時間の深まりと喪失への感受性がある。

    『夕星の歌』は、雨宮雅子の作風が凝縮された受賞作。

    短歌夕暮れ祈り抒情
  1. 受賞作: 昼顔の譜

    「昼顔の譜」は雨宮雅子による俳句・短歌・詩歌。凝縮された言葉の運びや主題への向き合い方を通じて、作者の表現の特色を伝える受賞作である。

    「昼顔の譜」は雨宮雅子による俳句・短歌・詩歌。

    受賞作現代文学
詩歌文学館賞 1回登壇
  1. 受賞作: 水の花

    『水の花』は、雨宮雅子の歌集です。水と花のイメージを軸に、老い、記憶、季節の移ろいを静かに見つめ、短歌のかたちで内面の揺れをとらえる。

    水にひらく花のように、記憶と季節が短歌の中で揺れる。

    218ページ
    短歌歌集記憶

作品

代表作

鶴の夜明けぬ

1976年 歌集

初刊歌集。清らかな視点で内面を見つめ、自然や死、信仰を織り込んだ短歌を収める。

信仰自然内省

斎藤史論

1987年 評論

斎藤史(人物・作品)を論じた評論集。批評的視点を提示し、受賞につながった。

文芸批評近代短歌の分析

昼顔の譜

2003年 歌集

晩年の作風が現れた歌集。日常の細部と信仰や死の意識が交差する作品群を収録。

日常記憶信仰終焉意識

水の花

2012年 歌集

晩年刊行の歌集。自身の信仰と死の意識を深く見つめた作品を含み、複数の賞を受賞した。

信仰の葛藤死の意識水・自然イメージ

旅人の木

2000年 歌集

旅と記憶を主題とする中期の歌集。個人的な回想と自然描写を中心に据える。

記憶自然

全著作

  • 歌集『鶴の夜明けぬ』 1976年 鶴工房
  • 歌集『悲神』 1980年 国文社
  • 歌集『雅歌』 1984年 短歌新聞社
  • 『斎藤史論』 1987年 雁書館
  • 歌集『秘法』 1989年 砂子屋書房
  • 『雨宮雅子歌集』 1992年 砂子屋書房
  • 『歌の地平』 1993年 本阿弥書店
  • 歌集『熱月』 1994年 雁書館
  • 『雨宮雅子作品集』 1996年 本阿弥書店
  • 歌集『雲の午後』 1997年 砂子屋書房
  • 歌集『旅人の木』 2000年 短歌新聞社
  • 歌集『昼顔の譜』 2003年 柊書房
  • 歌集『熱月の風』 2005年 短歌新聞社
  • 歌集『夏いくたび』 2006年 角川書店
  • 歌集『水の花』 2012年 角川書店

作風・主題

文体
清らかな視点で内面を見つめる文体簡潔で象徴的な表現宗教的対話を含む静かな叙述
頻出モチーフ
死と死の意識信仰と神との対話水・花・自然記憶と旅

健康

  • 病弱(一般的な体力の弱さ)
    生涯にわたって
    病弱であったことが死の意識や作品のテーマに影響を与えた。

評価・遺産

雨宮雅子は戦後から近現代にかけて活動した主要な女性短歌作家の一人であり、キリスト教的要素と死の意識を織り込んだ清澄な視点の短歌で知られる。複数の歌集や評論で評価を受け、短歌界での受賞歴も多い。

関連学会

  • 日本文藝家協会
  • 現代歌人協会

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(雨宮雅子関係資料)
  • VIAF(識別子)
  • ISNI(識別子)
  • WorldCat(書誌情報)

豆知識

  • 曽祖父は実業家・雨宮敬次郎(日本製粉創業者)。
  • 息子は写真家の森雅美。
  • 姉は華道家・池田佳甫(佳子)。
  • 長年キリスト教(日本基督教団)に所属していたが、2012年に棄教を告白した。