日本の文学賞

← ホームに戻る

朝吹真理子

あさぶき まりこ

Asabuki Mariko

プロフィール

性別
女性
生誕
1984-12-19 (東京都)
死没
/
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都

経歴

職業
小説家
活動期間
2009年〜
影響を受けた人物
吉増剛造, 堀江敏幸, ブライアン・イーノ

学歴

慶應義塾女子高等学校
高校 / 普通科
国: 日本
慶應義塾大学文学部
文学部 / 国文学
学位: 学士
国: 日本
慶應義塾大学大学院文学研究科
文学研究科 / 国文学専攻
学位: 修士
卒業年: 2011
国: 日本
修士論文のテーマは鶴屋南北

受賞歴

Bunkamuraドゥマゴ文学賞
2010
対象作品: 流跡
主催: Bunkamura
結果: Winner
芥川龍之介賞
2011
対象作品: きことわ
主催: 文藝春秋
結果: Winner
VOGUE JAPAN Women of the Year
2011
主催: Vogue Japan
結果: Recipient

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 流跡

    声、記憶、土地の感触がゆるやかに流れ込むように連なり、語りの輪郭そのものを揺らす小説。出来事よりも言葉の運動を前面に出し、生の痕跡がどのように残るのかを探る。

    『流跡』は、声、記憶、土地の感触がゆるやかに流れ込むように連なり、語りの輪郭そのものを揺らす小説。

    102ページ
    記憶言葉の流れ身体感覚痕跡
芥川龍之介賞 1回登壇
  1. 受賞作: きことわ

    幼い日に親しく過ごした貴子と永遠子が、長い時間を経て再会する物語。夢、記憶、家の気配が溶け合い、時間の層を繊細な文体でたどる。

    きことわは、朝吹真理子の受賞作として刊行形態でも確認できる作品です。

    142ページ
    時間記憶再会

作品

代表作

流跡

2010年 小説

デビュー作。短編・中編を含む作品集で、記憶や家族をめぐる細やかな描写が特徴。

記憶家族

きことわ

2011年 小説

チェスや音楽のモチーフを織り込み、言葉と音の交差を描く作品。芥川賞受賞作。

音楽チェス記憶

TIMELESS

2018年 小説

時間や記憶を主題にした実験的な長編。

時間記憶

抽斗のなかの海

2019年 エッセイ

美術や日常、音楽に関するエッセイ集。

美術日常音楽

だいちょうことばめぐり

2021年 エッセイ

言葉や風景をめぐるエッセイ集。

言葉風景散文

全著作

  • 流跡(2010)
  • きことわ(2011)
  • TIMELESS(2018)
  • 抽斗のなかの海(2019)
  • だいちょうことばめぐり(2021)

翻案

  • 春の画 SHUNGA(出演)

作風・主題

文体
抒情的で緻密な描写音とリズムを意識した言語表現
頻出モチーフ
音楽棋譜・ゲーム記憶家族

評価・遺産

現代日本文学で注目される若手作家の一人。芥川賞受賞を契機に広く評価され、音楽や美術と結びついた独自の言語感覚で知られる。

引用

  • 棋譜が音楽になってる。E4からはじまってステイルメイトで終わる。
    出典: 『きことわ』 (2010年)
  • あれ以来写真は一体誰に属するものなのか、自分だけど自分でないような。自分から違うところに存在している作品、についてずっと考えていた。
    出典: 篠山紀信との対談(発言) (2012年)

豆知識

  • 幼少期から将棋とチェスを好むが、実戦はあまり指さないと公言している。
  • 写真家・篠山紀信の個展で被写体を務めたことがあり、その経緯が写真についての考察につながった。
  • 家族に文学者や翻訳家など文化的背景を持つ人物が多い。
  • 夫はデザイナーの渡邉康太郎。