女流文学賞
1回登壇
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第30回(1991年) 受賞受賞作: ミラノ 霧の風景
イタリアでの日々を、町、人、文学、言葉の記憶を通して静かにたどるエッセイ集。霧のミラノの風景に、異国で暮らした時間の余韻が重なる。
記憶のミラノには、今も霧が静かに流れている。
218ページイタリア記憶随想異文化
すが あつこ
Suga Atsuko
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 聖心女子大学 | 文学部 | 外国語外国文学科 | 学士 | 1945-1951 | 日本 |
| 慶應義塾大学大学院 | 社会学研究科 | 社会学研究科 | 修士課程中退 | 1953 (中退) | 日本 |
| パリ大学 | 文学部 | 比較文学科 | 聴講生 | 1953-1955 | フランス |
| 慶應義塾大学 | 大学院 | 文学研究科 | 文学博士 | 1979-1981 | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1989 | ピコ・デラ・ミランドラ賞 | 『マンゾーニ家の人々』翻訳 | — | ピコ・デラ・ミランドラ賞選考委員会 | 受賞 |
| 1991 | 女流文学賞 | 『ミラノ 霧の風景』 | — | — | 受賞 |
| 1991 | 講談社エッセイ賞 | 『ミラノ 霧の風景』 | — | 講談社 | 受賞 |
| 1994 | 地中海学会賞 | — | — | 地中海学会 | 受賞 |
イタリアでの日々を、町、人、文学、言葉の記憶を通して静かにたどるエッセイ集。霧のミラノの風景に、異国で暮らした時間の余韻が重なる。
記憶のミラノには、今も霧が静かに流れている。
『ミラノ 霧の風景』は、須賀敦子による作品。イタリアで過ごした日々を、都市の霧、人との出会い、文学への思いとともにたどる随筆集。回想の静かな筆致が、異国で暮らすことの喜びと喪失を深く響かせる。
『ミラノ 霧の風景』は、須賀敦子の表現の核がよく表れた一作である。
イタリア滞在時代の記憶や都市の風景、個人的な回想を織り交ぜた随筆集。ミラノの霧や街の細部を静かに描き出す。
ミラノのコルシア書店とそこで出会った人々、共同体や貧しさとの関わりを描く回想録的エッセイ。
ヴェネツィアでの滞在や記憶を中心にしたエッセイ集。都市の歴史や美意識への洞察が含まれる。
トリエステの風景とそこでの思索をつづるエッセイ。記憶と場所の関係を掘り下げる。
イタリア文学の紹介と翻訳を通じて日本におけるイタリア文学受容に大きく貢献。随筆家としても高く評価され、没後に翻訳を顕彰する「須賀敦子翻訳賞」が創設されるなど影響は継続している。