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第35回(2014年) 受賞受賞作: オービタル・クラウド
衛星軌道上の異変をきっかけに、宇宙開発、情報技術、国際政治が交錯する近未来SF。専門的な技術描写とスピード感のある群像劇で、現代の延長にある危機を描く。
藤井太洋『オービタル・クラウド』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。
480ページSF宇宙開発情報技術国際危機
藤井 太洋
ふじい たいよう
Fujii Taiyo
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1971-01-01 (鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
経歴
- 職業
- 小説家, SF作家
- 活動期間
- 2012年〜
- 所属
- 日本SF作家クラブ
- 所属団体
- 日本SF作家クラブ会員(第18代会長:2015-2018)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 鹿児島県立錦江湾高等学校 | — | — | — | — | 日本 |
| 国際基督教大学 | 教育学科 | 教育学科 | — | 入学 - 中退 | 日本 |
鹿児島県立錦江湾高等学校
国:
日本
国際基督教大学
教育学科
/ 教育学科
期間:
入学 - 中退
国:
日本
中退
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015 | 日本SF大賞(第35回) | オービタル・クラウド | — | 日本SF大賞 | 受賞 |
| 2015 | 星雲賞(第46回・日本長編部門) | オービタル・クラウド | 日本長編部門 | 星雲賞 | 受賞 |
| 2019 | 吉川英治文学新人賞(第40回) | ハロー・ワールド | — | 吉川英治文学新人賞(講談社) | 受賞 |
| 2022 | 星雲賞(第53回・日本長編部門) | マン・カインド | 日本長編部門 | 星雲賞 | 受賞 |
日本SF大賞(第35回)
2015
対象作品:
オービタル・クラウド
主催:
日本SF大賞
結果:
受賞
星雲賞(第46回・日本長編部門)
2015
対象作品:
オービタル・クラウド
部門:
日本長編部門
主催:
星雲賞
結果:
受賞
吉川英治文学新人賞(第40回)
2019
対象作品:
ハロー・ワールド
主催:
吉川英治文学新人賞(講談社)
結果:
受賞
星雲賞(第53回・日本長編部門)
2022
対象作品:
マン・カインド
部門:
日本長編部門
主催:
星雲賞
結果:
受賞
受賞・候補エディション
日本SF大賞
1回登壇
星雲賞
1回登壇
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第46回(2015年) 受賞受賞作: オービタル・クラウド
オービタル・クラウドは、藤井太洋による受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。
オービタル・クラウドをめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。
受賞作未刊行確認文学賞
吉川英治文学新人賞
1回登壇
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第40回(2019年) 受賞受賞作: ハロー・ワールド
ソフトウェア開発者たちが、広告ブロッカー、ドローン、SNS、ビットコインなど現代的な技術と政治的な問題に向き合う連作短編集。身近なITの知識と仲間への信頼を武器に、インターネットの自由と未来を守ろうとする人々を描く。
小さな技術と仲間への信頼が、世界の自由を守る力に変わっていく。
288ページITインターネットの自由近未来開発者連作短編
作品
代表作
Gene Mapper -full build-
2013年 SF電子書籍で発表されたデビュー作の増補改稿。遺伝子やネットワークをめぐるSF。
遺伝子ネットワーク個人と技術
オービタル・クラウド
2014年 SF人工物が軌道上で引き起こす危機と、それに対処する人々を描くハードSF的要素を持つ長編。
宇宙デブリ危機管理技術と社会
アンダーグラウンド・マーケット
2015年 SFネットや市場を舞台にした短篇群/中篇を収めた作品。
市場サイバー社会経済とテクノロジー
ビッグデータ・コネクト
2015年 SFビッグデータや情報の結びつきが人々の生活に与える影響を描いた作品。
ビッグデータプライバシー監視社会
公正的戦闘規範
2017年 SF(短編集)短編集。複数の短編を収めており、解説が付されている。
暴力と倫理技術の応用
ハロー・ワールド
2018年 SFデジタル時代の人間関係やアイデンティティをテーマにした長編小説。
アイデンティティデジタル社会
東京の子
2019年 SF/文芸都市を舞台にした群像的な要素を含む作品。
都市成長家族
ワン・モア・ヌーク
2020年 SF連作短編的な要素を持つ中短編集の一篇を含む作品。
記憶ネットワーク
マン・カインド
2024年 SF人類の未来や共存を主題とした長編。S-Fマガジンでの連載を経て刊行。
人類共存未来社会
全著作
- Gene Mapper -core- (電子書籍, 2012)
- Gene Mapper -full build- (単行本, 2013)
- オービタル・クラウド (2014)
- アンダーグラウンド・マーケット (2015)
- ビッグデータ・コネクト (2015)
- 公正的戦闘規範 (短編集, 2017)
- ハロー・ワールド (2018)
- 東京の子 (2019)
- ワン・モア・ヌーク (2020)
- マン・カインド (2024)
作風・主題
- 文体
- テクノロジーの現実的描写を伴う文体ハードSF要素と人物描写の併置
- 頻出モチーフ
- 技術と社会の接点データ/ネットワークアイデンティティと記憶
評価・遺産
電子出版を足がかりに早期に商業デビューし、日本SF界で複数の主要賞を受賞。技術・ネットワークを軸にした現代的SFで評価されている。
関連学会
- 日本SF作家クラブ
豆知識
- デビュー当初は通勤中にiPhoneで執筆していた。
- Visual Studio Code向けの執筆拡張「novel-writer」を自ら開発・公開している。
- 元々はDTPやデザイン、ソフトウェア関連の職歴がある。
- 日本SF作家クラブの第18代会長を務めた。