日本の文学賞

← ホームに戻る

福田和也

ふくだ かずや

Fukuda Kazuya

プロフィール

性別
男性
生誕
1960-10-09 (東京都北区田端)
死没
2024-09-20 (千葉県浦安市) 63歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都北区田端 → 神奈川県葉山町(高校時代に転居) → 千葉県浦安市(最期)

経歴

職業
文芸評論家, 学者, コメンテーター, 作家
活動期間
1989年〜2024年
所属
慶應義塾大学(環境情報学部、名誉教授), BSフジ 番組審議会委員, 各種選考委員(新潮新人賞・三島由紀夫賞・新潮ドキュメント賞など)
所属団体
比較文学会(かつて所属)
影響を受けた人物
江藤淳, 古屋健三
影響を与えた人物
一青窈, 佐藤和歌子, 酒井信, 大澤信亮, 鈴木涼美

学歴

田端さくら幼稚園
卒業年: 1967
国: 日本
お茶の水女子大学附属小学校
卒業年: 1973
国: 日本
お茶の水女子大学附属中学校
卒業年: 1976
国: 日本
慶應義塾高等学校
卒業年: 1979
国: 日本
慶應義塾大学 文学部
文学部 / 仏文学専攻
学位: 学士
期間: 1979-1983
卒業年: 1983
国: 日本
古屋健三に師事
慶應義塾大学大学院 文学研究科
文学研究科 / 仏文学専攻(修士課程)
学位: 修士
期間: 1983-1985
卒業年: 1985
国: 日本
修士課程修了

受賞歴

三島由紀夫賞(第6回)
1993
対象作品: 日本の家郷
主催: 三島由紀夫賞選考委員会
結果: winner
平林たい子文学賞(第24回・評論部門)
1996
対象作品: 甘美な人生
部門: 評論部門
主催: 平林たい子文学賞選考委員会
結果: winner
山本七平賞(第11回)
2002
対象作品: 地ひらく――石原莞爾と昭和の夢
主催: 山本七平賞選考委員会
結果: winner
講談社エッセイ賞(第22回)
2006
対象作品: 悪女の美食術
部門: エッセイ
主催: 講談社
結果: winner

受賞・候補エディション

三島由紀夫賞 1回登壇
  1. 受賞作: 日本の家郷

    『日本の家郷』は、福田和也による新潮社から刊行された作品で、三島由紀夫賞で評価された。題名が示す対象を軸に、著者の関心と時代背景を読ませる一作である。

    『日本の家郷』は、三島由紀夫賞で選ばれた福田和也の作品である。

    168ページ
    受賞作三島由紀夫日本文学
  1. 受賞作: 甘美な人生

    文学、社会、人生観を鋭い文体で論じる批評的エッセイです。

    文学、社会、人生観を鋭い文体で論じる批評的エッセイです。

    203ページ
    作品紹介
  1. 受賞作: 悪女の美食術

    食をめぐる振る舞いや恋愛、社交の感覚を、挑発的な口調で説くエッセイ。美味しく生きるための作法を、批評家らしい皮肉と洒落で描く。

    食べることを、大人の優雅さと悪の知恵として語る。

    372ページ
    恋愛社交エッセイ

作品

代表作

奇妙な廃墟――フランスにおける反近代主義の系譜とコラボラトゥール

1989年 文学研究・評論

フランスの反近代主義とコラボラトゥール(戦時期協力者)作家の系譜を論じたデビュー作。戦時期の文化と作家の立場を問題化する内容。

ファシズム反近代主義フランス文学

日本の家郷

1993年 評論

近代日本の文化と風土、郷愁をめぐる評論。1993年に三島由紀夫賞を受賞した主要著作の一つ。

日本文化近代批評郷愁

甘美な人生

1995年 評論

文学と人生観をめぐる批評的随想集。平林たい子文学賞(評論部門)を受賞。

文学批評美学近代日本

地ひらく――石原莞爾と昭和の夢

2001年 歴史・思想

石原莞爾を中心に昭和期の思想と政治的夢想を追う歴史評論。山本七平賞受賞作。

昭和史軍国主義思想史

悪女の美食術

2006年 エッセイ

食や女性像をめぐるエッセイ集。講談社エッセイ賞受賞作。

食文化ジェンダーエッセイ

昭和天皇(全7部予定のうち刊行分)

2008年 歴史

昭和天皇を通じて近代日本とその指導層を検討する大著。複数巻にわたり刊行された。

天皇制近代日本史政治史

全著作

  • 奇妙な廃墟―1945(フランスにおける反近代主義の系譜とコラボラトゥール)
  • 日本の家郷
  • 甘美な人生
  • 地ひらく――石原莞爾と昭和の夢
  • 作家の値うち
  • 悪女の美食術
  • 贅沢な読書
  • イデオロギーズ
  • 福田和也の「文章教室」
  • 昭和天皇(各巻)
  • ヨーロッパの死 未完連載集
  • 放蕩の果て 自叙伝的批評集

作風・主題

文体
論争的で攻撃的な批評スタイル明快で断定的な論旨エッセイではユーモアと刺激を交えた語り口
頻出モチーフ
日本の近代と郷土性ファシズム・戦争期の文化史権威・作家論

健康

  • 大病(詳細非公表)
    2010年代後半頃 - 2024年
    著述活動を抑制
  • 急性呼吸不全(死因)
    2024-09-20
    死亡(63歳)

評価・遺産

鋭い論評と保守的視座で知られた文芸評論家・論客。慶應義塾大学の教員・名誉教授として後進を育て、多数の著作で現代日本の文学と思想を巡る論争に影響を与えた。

関連学会

  • 比較文学会(過去に所属)

引用

  • 失敗したファシズムが丁度良い。
    出典: 発言(インタビュー・著作等に散見)

豆知識

  • 慶應義塾大学名誉教授
  • 1993年に三島由紀夫賞受賞
  • 2006年に講談社エッセイ賞受賞
  • 報道によれば一時期妻を残して恋人と家出したことがあるとされる