日本の文学賞

← ホームに戻る

万城目 学

まきめ まなぶ

Makime Manabu

ペンネーム: 万城目 学本名と同じペンネーム

プロフィール

性別
男性
生誕
1976-02-27 (大阪府)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
大阪府(出生) → 静岡県(工場勤務時) → 東京都(執筆・居住)

経歴

職業
小説家, エッセイスト, 作詞家, 脚本家
活動期間
2006年〜
影響を受けた人物
マジックリアリズム, 森見登美彦
影響を与えた人物
現代日本の幻想系作家群
ノミネート
第137回直木三十五賞候補(鹿男あをによし, 2007), 第141回直木三十五賞候補(プリンセス・トヨトミ, 2009), 第143回直木三十五賞候補(かのこちゃんとマドレーヌ夫人, 2010), 第150回直木三十五賞候補(とっぴんぱらりの風太郎, 2013), 第152回直木三十五賞候補(悟浄出立, 2014), 第170回直木三十五賞受賞(八月の御所グラウンド, 2024)

学歴

清風南海中学校・高等学校
国: 日本
卒業後に1浪を経て京都大学へ進学
京都大学
法学部 / 法学科
国: 日本
法学部卒業

受賞歴

ボイルドエッグズ新人賞
2005
対象作品: 鴨川ホルモー
主催: ボイルドエッグズ
結果: Winner
咲くやこの花賞
2009
対象作品: プリンセス・トヨトミ
主催: 咲くやこの花賞
結果: Winner
直木三十五賞
2024
対象作品: 八月の御所グラウンド
主催: 直木三十五賞選考会
結果: Winner
本屋大賞
2007
対象作品: 鴨川ホルモー
主催: 本屋大賞実行委員会
結果: Nominated
山田風太郎賞
2014
対象作品: 悟浄出立
主催: 山田風太郎賞選考会
結果: Nominated
山田風太郎賞
2016
対象作品: バベル九朔
主催: 山田風太郎賞選考会
結果: Nominated
山田風太郎賞
2021
対象作品: ヒトコブラクダ層ぜっと
主催: 山田風太郎賞選考会
結果: Nominated
山本周五郎賞
2018
対象作品: パーマネント神喜劇
主催: 山本周五郎賞選考会
結果: Nominated

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 鴨川ホルモー

    『鴨川ホルモー』は、gaku-makimeによる作品です。2005年のboiled eggs newcomer awardで評価された作品で、題名が示す人物や場所、出来事を軸に物語性や言葉の力を伝えます。

    『鴨川ホルモー』は、受賞時に注目された主題と語りを手がかりに読む作品です。

    文学賞受賞作同時代の表現物語と記憶
山田風太郎賞 2回登壇
  1. 受賞作: 悟浄出立

    『悟浄出立』は、万城目学による小説集の受賞作である。受賞記録と公開書誌をもとに、人物の選択、記憶、時代や社会との関係を描く作品として整理できる。

    『悟浄出立』は、受賞作としての輪郭を通じて、人と時代の関係を見つめる作品である。

    206ページ
    受賞作記憶人間関係社会葛藤
  2. 受賞作: バベル九朔

    『バベル九朔』は、万城目学による受賞作。人物の選択、時代や場所の空気、語りの余韻を通じて、読後に残る問いを描く作品として整理した。

    『バベル九朔』は、受賞歴と書誌情報をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。

    文学人生記憶
山本周五郎賞 1回登壇
  1. 縁結びを任務とする神様が、地上の人間たちの恋や人生に関わっていく連作小説。軽やかな語りの奥に、人の弱さと願いを見つめる温かさがある。

    神様のいたずらのような縁が、人の人生を少しずつ動かしていく。

    288ページ
    連作小説縁結び神様恋愛ユーモア

作品

代表作

鴨川ホルモー

2006年 ファンタジー

京都を舞台に、大学生たちが古代の祭祀や伝承にまつわる不可解な出来事に巻き込まれる奇想天外なコメディ・ファンタジー。

京都大学生活伝承と奇想
映像化・舞台化
  • [映画] 鴨川ホルモー / 本木克英 (2009)
  • [舞台] 鴨川ホルモー / 鄭義信 (2009)

鹿男あをによし

2007年 ファンタジー

奈良や京都を舞台に、鹿と人間をめぐる伝承や不思議な出来事が現代と交錯するファンタジー作品。テレビドラマ化もされた。

民俗京都・奈良日常と非日常
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 鹿男あをによし (2008)

プリンセス・トヨトミ

2009年 ファンタジー/社会風刺

大阪を舞台に、市民史観や伝承をめぐる奇想的な物語で、映画化もされたエンターテインメント作。

大阪伝承社会風刺
映像化・舞台化
  • [映画] プリンセス・トヨトミ / 鈴木雅之 (2011)

偉大なる、しゅららぼん

2011年 ファンタジー/ユーモア

地方の家系と不思議な伝承を巡る大河的な構図を持つ、ユーモラスなファンタジー小説。

家族史伝承ユーモア
映像化・舞台化
  • [映画] 偉大なる、しゅららぼん / 水落豊 (2014)

バベル九朔

2016年 ファンタジー

現代的な都市空間を舞台にした奇想的な物語。テレビドラマ化もされた。

都市時間性デジャヴ
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] バベル九朔 (2020)

パーマネント神喜劇

2017年 ファンタジー

神話や超常的要素を織り込みながらコメディ的要素で進行する長編小説。

神話ユーモア現代社会

ヒトコブラクダ層ぜっと

2021年 奇想小説

奇想天外な設定と群像描写を特徴とする短編/長篇構成の作品。

奇想群像劇

八月の御所グラウンド

2023年 ファンタジー/青春

京都を舞台に青春の光と影を描く短編集的要素を持つ作品。直木三十五賞受賞作。

京都青春ノスタルジー

六月のぶりぶりぎっちょう

2024年 短篇/小説

近年刊行の短篇集的作品の一つ。

短篇日常と奇想

全著作

  • 鴨川ホルモー(2006)
  • ホルモー六景(2007)
  • 鹿男あをによし(2007)
  • プリンセス・トヨトミ(2009)
  • 偉大なる、しゅららぼん(2011)
  • とっぴんぱらりの風太郎(2013)
  • 悟浄出立(2014)
  • バベル九朔(2016)
  • パーマネント神喜劇(2017)
  • ヒトコブラクダ層ぜっと(2021)
  • 八月の御所グラウンド(2023)
  • 六月のぶりぶりぎっちょう(2024)

翻案

  • 鴨川ホルモー(映画・舞台・漫画化)
  • 鹿男あをによし(テレビドラマ化)
  • プリンセス・トヨトミ(映画化)
  • バベル九朔(テレビドラマ化)

作風・主題

文体
奇想天外な発想とユーモアを交えた筆致日常と非日常を自然に接続する語り口群像的でテンポの良い展開
頻出モチーフ
京都・京大などのローカルな風景伝承・神話的要素の挿入友情や青春の光と影

評価・遺産

万城目の作品群は「万城目ワールド」と呼ばれる独特の作風で知られ、奇想とユーモアを通じて現代日本の風景を再解釈する点が評価されている。映画・ドラマ化や舞台化も多く、大衆的な影響力を持つ作家である。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(作品と関連資料所蔵)

大衆文化への影響

  • テレビドラマ化・映画化を通じた幅広い認知
  • 大阪メトロとの連携作品(みをつくし戦隊メトレンジャー)の無料配布

引用

  • かしこすぎると先のことが見えて、あきらめてしまう。アホになりなさい。
    出典: 高校時代の古文教師の言葉(万城目の回想) (2015年)
  • 奇想天外、荒唐無稽が持ち味である。
    出典: 書評家・大矢博子(朝日新聞の書評) (2021年)

豆知識

  • 京都大学在学中にアカペラサークルに所属していたが、のちに顔を出さなくなった。
  • 卒業後は化学繊維会社で経理として勤務していたが退社して執筆に専念した。
  • 『鴨川ホルモー』でデビュー(ボイルドエッグズ新人賞受賞)
  • 直木賞に複数回ノミネートされ、2024年に第170回直木三十五賞を受賞した。
  • 2024年にChageへの作詞提供を行い、作詞家としての活動を開始した。