日本の文学賞

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原田 マハ

はらだ まは

Harada Maha

ペンネーム: 原田 マハフランシスコ・ゴヤの絵「着衣のマハ」「裸のマハ」に由来するペンネーム

プロフィール

性別
女性
生誕
1962-07-14 (東京都小平市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都小平市(出生) → 岡山県岡山市(小学6年生〜高校卒業まで育つ) → 東京都(成人後の活動拠点)

経歴

職業
小説家, キュレーター, カルチャーライター, エッセイスト
活動期間
2005年〜
所属団体
日本ペンクラブ
影響を受けた人物
原田宗典
ノミネート
第147回 直木賞候補(『楽園のカンヴァス』), 第149回 直木賞候補(『ジヴェルニーの食卓』), 第155回 直木賞候補(『暗幕のゲルニカ』), 第161回 直木賞候補(『美しき愚かものたちのタブロー』)

学歴

関西学院大学
文学部 / 日本文学科
国: 日本
早稲田大学第二文学部
第二文学部(美術専修) / 美術専修
国: 日本
美術・キュレーションに関する学びを修める

受賞歴

第1回 日本ラブストーリー大賞
2005
対象作品: カフーを待ちわびて
主催: 日本ラブストーリー&エンターテインメント大賞運営
結果: 受賞
第25回 山本周五郎賞
2012
対象作品: 楽園のカンヴァス
主催: 新潮社
結果: 受賞
第8回 酒飲み書店員大賞
2012
対象作品: キネマの神様
主催: 酒飲み書店員大賞運営
結果: 受賞
第2回 徳間文庫大賞
2016
対象作品: 生きるぼくら
主催: 徳間書店
結果: 受賞
第36回 新田次郎文学賞
2017
対象作品: リーチ先生
主催: 新田次郎文学賞選考
結果: 受賞
第6回 京都本大賞
2018
対象作品: 異邦人
主催: 京都本大賞実行委員会
結果: 受賞
第52回 泉鏡花文学賞
2024
対象作品: 板上に咲く
主催: 泉鏡花文学賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 『カフーを待ちわびて』は、沖縄の離島を舞台に、絵馬に書いた願いから始まる出会いと恋を描く原田マハのデビュー長編。穏やかな島の時間と、人を信じることの難しさが重なり合う。

    「嫁に来ないか」と書いた願いから、島の静かな日々が少しずつ動き始める。

    283ページ
    沖縄恋愛孤独信頼癒やし
山本周五郎賞 1回登壇
  1. アンリ・ルソーの絵画をめぐる謎を、ニューヨーク近代美術館のキュレーターと日本人研究者が追うアートミステリー。絵を読む喜びと創作の秘密が物語を牽引する。

    一枚の絵に隠された真実が、研究者たちの人生を動かす。

    294ページ
    アートミステリーアンリ・ルソー美術館
  1. 受賞作: キネマの神様

    映画を愛する父と、その家族、映画雑誌編集者たちをめぐる物語。映画館とブログを舞台に、人生の失敗と再生を温かく描く。

    キネマの神様は、原田マハの受賞作として、題名のモチーフから作品世界へ読者を導く。

    331ページ
    文学賞受賞作人物の選択記憶と関係性
  1. 受賞作: リーチ先生

    英国陶芸家バーナード・リーチと日本の民藝運動をめぐる長編小説。芸術に生きる人々の情熱と交流を描く。

    リーチ先生は、受賞歴にふさわしい密度で人と世界の関係を見つめる。

    448ページ
    陶芸民藝芸術日英交流評伝小説
  1. 受賞作: 旅屋おかえり

    原田マハ『旅屋おかえり』は、受賞・候補対象となった作品。人物の選択や時代・生活の手触りを通じて、読後に余韻を残す構成を持つ。

    『旅屋おかえり』は、題材の輪郭を丁寧に追いながら読者を作品世界へ導く。

    352ページ
    再出発人情
泉鏡花文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 板上に咲く

    棟方志功の創作と妻チヤのまなざしを通して、芸術と生の強さを描く長編。

    版画の力と夫婦の時間が、ひとつの物語に咲く。

    260ページ
    棟方志功芸術夫婦長編

作品

代表作

キネマの神様

2008年 小説(家族・映画を題材)

映画と家族の絆を軸にした群像的な物語。映画を通じて世代や喪失、再生が描かれる。

映画家族郷愁再生
映像化・舞台化
  • [映画] キネマの神様 / 山田洋次 (2021)

楽園のカンヴァス

2012年 小説(美術小説)

美術史を背景にした長編。名画とその周辺に生きる人々の物語を描き、美術の魅力と人間ドラマを織り交ぜる。

美術画家歴史

カフーを待ちわびて

2006年 小説(恋愛・再生)

沖縄を舞台にした人間模様と再生を描く作品。受賞作として映画化もされた。

沖縄恋愛家族再生
映像化・舞台化
  • [映画] カフーを待ちわびて / 中井庸友 (2009)

板上に咲く

2024年 小説(伝記・美術)

棟方志功の青年期を描いた作品。近代日本美術の一側面を活写する評伝的小説。

棟方志功美術史伝記

全著作

  • カフーを待ちわびて
  • 一分間だけ
  • 普通じゃない。
  • ランウェイ☆ビート
  • ナンバーナイン
  • ごめん(改題『夏を喪くす』)
  • さいはての彼女
  • おいしい水
  • キネマの神様
  • 花々
  • ギフト
  • 翼をください
  • インディペンデンス・デイ
  • 星がひとつほしいとの祈り
  • 本日は、お日柄もよく
  • 風のマジム
  • いと 運命の子犬
  • 小説 星守る犬
  • まぐだら屋のマリア
  • でーれーガールズ
  • 永遠をさがしに
  • 楽園のカンヴァス
  • 旅屋おかえり
  • 生きるぼくら
  • ジヴェルニーの食卓
  • 総理の夫
  • リーチ先生
  • 暗幕のゲルニカ
  • 美しき愚かものたちのタブロー
  • 板上に咲く

翻案

  • カフーを待ちわびて(映画、2009年)
  • ランウェイ☆ビート(映画、2011年)
  • でーれーガールズ(映画、2015年)
  • キネマの神様(映画、2021年)
  • 本日は、お日柄もよく(ドラマ、WOWOW、2017年)
  • いりびと-異邦人-(ドラマ、WOWOW、2021年)
  • 旅屋おかえり(NHK特集ドラマ)
  • まぐだら屋のマリア(NHK特集ドラマ、2025年)

作家による翻訳

  • 愛のぬけがら(エドヴァルド・ムンク 著、訳)

作風・主題

文体
美術を題材にした物語性の高い文体平明で読みやすい語り口情感豊かな描写
頻出モチーフ
名画・画家旅と異郷家族・絆再生

評価・遺産

美術を題材にした小説で幅広い読者層に支持され、映画化・ドラマ化も多数。キュレーターとしての知見を活かし、アートと文学を結びつける作家として評価されている。

関連学会

  • 日本ペンクラブ

資料所蔵先

  • 国立国会図書館 典拠ファイル(IDあり)

大衆文化への影響

  • 代表作の映画化・ドラマ化が多数(例:『カフーを待ちわびて』『キネマの神様』『本日は、お日柄もよく』)

豆知識

  • ペンネームはフランシスコ・ゴヤの『着衣のマハ』『裸のマハ』に由来する。
  • 兄は小説家の原田宗典で、読書傾向に影響を受けた。
  • 伊藤忠商事、森美術館、ニューヨーク近代美術館(MoMA)などでの勤務経験を持ち、2002年にフリーのキュレーターとして独立。
  • 2005年の『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞し、映画化された。
  • 2022年に京都で食のセレクトショップ「YOLOs」の立ち上げに関わるなど、文化・食に関する活動も行っている。