-
第24回(1978年) 候補受賞作: 柵内の豹
『柵内の豹』は、池田はるみによる短歌・歌論に関わる作品で、個人の感情や時間の感触を言葉の緊張感の中に置いた作品である。受賞・候補歴は、詩歌の形式を通じて生活、記憶、思索を結びつける試みが注目されたことを示している。
抒情と批評性が交差し、短い言葉の奥に時間の層が見えてくる。
短歌抒情記憶言葉
池田 はるみ
いけだ はるみ
Ikeda Harumi
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1948-03-05 (和歌山県)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- 和歌山県(出生) → 大阪府豊中市(出身・育ち)
経歴
- 職業
- 歌人, 短歌講師, 随筆家
- 活動期間
- 1985年〜
- 所属
- 未来(短歌結社), 現代歌人協会, NHK学園(短歌講座専任講師)
- 所属団体
- 現代歌人協会, 未来(短歌結社)
- 影響を受けた人物
- 岡井隆
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 京都女子大学短期大学部 | — | 国語専攻 | — | — | 日本 |
京都女子大学短期大学部
国語専攻
国:
日本
短期大学部国語専攻卒業
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1985 | 短歌研究新人賞 | 白日光 | — | 短歌研究社 | winner |
| 1998 | ながらみ現代短歌賞 | 妣が国 大阪 | — | ながらみ書房(賞運営団体) | winner |
| 1998 | 現代歌人集会賞 | 妣が国 大阪 | — | 現代歌人集会 | winner |
| 2002 | 河野愛子賞 | ガーゼ | — | 河野愛子賞選考委員会 | winner |
| 2021 | 前川佐美雄賞 | 亀さんゐない | — | 前川佐美雄賞選考委員会 | winner |
短歌研究新人賞
1985
対象作品:
白日光
主催:
短歌研究社
結果:
winner
ながらみ現代短歌賞
1998
対象作品:
妣が国 大阪
主催:
ながらみ書房(賞運営団体)
結果:
winner
現代歌人集会賞
1998
対象作品:
妣が国 大阪
主催:
現代歌人集会
結果:
winner
河野愛子賞
2002
対象作品:
ガーゼ
主催:
河野愛子賞選考委員会
結果:
winner
前川佐美雄賞
2021
対象作品:
亀さんゐない
主催:
前川佐美雄賞選考委員会
結果:
winner
受賞・候補エディション
角川短歌賞
1回登壇
短歌研究新人賞
1回登壇
-
第28回(1985年) 受賞受賞作: 白日光
強い光の下で浮かび上がる感覚や記憶を、端正な短歌のかたちに凝縮した作品。清澄な視線と内省が並び立つ歌集として読める。
『白日光』は、池田はるみの受賞作として、題名に込められた象徴から人間の記憶や感情を照らし出す。
短歌光記憶内省
ながらみ現代短歌賞
1回登壇
-
第6回(1998年) 受賞受賞作: 妣が国(ははがくに) 大阪
『妣が国(ははがくに) 大阪』は、池田はるみによる短歌の作品。ながらみ現代短歌賞で評価された作品として、作者の関心や時代性が表れた一作である。
ながらみ現代短歌賞で注目された、池田はるみの個性がうかがえる作品。
169ページ短歌ながらみ現代短歌賞
河野愛子賞
1回登壇
-
第12回(2002年) 受賞受賞作: ガーゼ
『ガーゼ』は、池田はるみによる河野愛子賞の対象作品。題名が示す印象を入口に、人物の動きや時代の気配を読者に伝える。
『ガーゼ』は、池田はるみの作品世界を伝える受賞対象作である。
受賞対象作人物と社会時代の空気
前川佐美雄賞
1回登壇
-
第19回(2021年) 受賞受賞作: 亀さんゐない
晩年の視点を含む歌集。前川佐美雄賞受賞作で、老いや喪失を静かに見つめる作品が多い。
亀さんゐない
老い喪失日常
作品
代表作
奇譚集
1991年 歌集初期歌集。日常の観察や人間関係を独自の視点で詠む作品群。
日常記憶人間関係
妣が国 大阪
1997年 歌集大阪を舞台に家族や土地との関わりを詠んだ代表作。刊行後、複数の短歌賞を受賞。
家族土地郷愁
ガーゼ
2001年 歌集繊細な描写と感情の機微を取り扱った歌集。河野愛子賞受賞作。
感情治癒細部の観察
亀さんゐない
2020年 歌集晩年の視点を含む歌集。前川佐美雄賞受賞作で、老いや喪失を静かに見つめる作品が多い。
老い喪失日常
お相撲さん
2002年 随筆集相撲をテーマにしたエッセイ集。著者の好角家としての側面が色濃く出た作品。
相撲文化趣味
全著作
- 奇譚集 歌集(六法出版社)1991年11月
- 妣が国 大阪 歌集(本阿弥書店)1997年8月
- ガーゼ 歌集(砂子屋書房)2001年7月
- お相撲さん エッセイ集(柊書房)2002年12月
- 今日から始める短歌入門(家の光協会)2003年9月
- 婚とふろしき 歌集(角川書店)2007年1月
- 歌人 河野裕子が語る私の会った人びと(本阿弥書店)2009年1月
- 南無 晩ごはん 歌集(青磁社)2010年8月
- あほかいな、そうかいな エッセイ集(ながらみ書房)2011年8月
- 池田はるみ歌集 現代短歌文庫(砂子屋書房)2013年7月
- 正座 歌集(青磁社)2016年1月
- 亀さんゐない 歌集(短歌研究社)2020年9月
作風・主題
- 文体
- 現代短歌観察的な描写ユーモアと機知
- 頻出モチーフ
- 相撲日常の風景家族老い
評価・遺産
池田はるみは現代短歌において長年にわたり安定した評価を得ている歌人であり、地域や家族を題材にした作品群と相撲に関するエッセイでも知られる。複数の主要な短歌賞を受賞し、短歌講座の講師も務めるなど後進への指導も行っている。
関連学会
- 現代歌人協会
資料所蔵先
- 国立国会図書館(著者情報ID: 00213029)
- VIAF(識別子: 252015798)
大衆文化への影響
- 相撲に関するコラムやエッセイが相撲ファンの間で紹介されることがある
豆知識
- 和歌山県生まれ、豊中市出身。
- 大の好角家であり、相撲を題材にしたエッセイを執筆している。
- NHK学園短歌講座の専任講師を務めた経験がある。