日本の文学賞

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オール讀物推理小説新人賞 おーるよみものすいりしょうせつしんじんしょう

第15回(1976年)

推理小説短編小説

受賞者

4名
石井竜生 いしい りゅうせい 受賞
アルハンブラの想い出

名曲を思わせる題名を手がかりに、異国的な記憶と事件の気配を重ねる推理短編。追憶の美しさと謎の緊張が並び立つ。

美しい旋律の背後で、忘れられない謎が静かに鳴っている。

推理短編記憶音楽異国
井原まなみ いはら まなみ 受賞
アルハンブラの想い出

追憶の響きと事件の構図を重ねた推理短編。過去の美しい印象が、現在の違和感や隠された真相へ読者を導く。

懐かしさは、真相を隠す薄い幕にもなる。

推理短編追憶真相叙情違和感
赤川次郎 あかがわ じろう 受賞

列車をめぐる怪異と事件を、軽快な語り口で進める赤川次郎の初期ミステリー。ユーモアとサスペンスを併せ持ち、のちの人気作家としての持ち味を示している。

列車の行方に、怪異と謎解きの楽しさが乗り込んでくる。

334ページ
ミステリー鉄道怪異ユーモア初期作品
岡田義之 おかだ よしゆき 受賞
四万二千メートルの果てには

極端な距離や高度を思わせる題名を持つ推理短編。到達点の先に何があるのかという問いが、冒険性と謎解きの緊張を生む。

果てを目指す数字の先に、思いがけない真相が待つ。

推理短編冒険距離到達点真相