芥川龍之介賞
1回登壇
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第131回(2004年) 受賞受賞作: 介護入門
寝たきりの祖母を介護する若者の語りを、饒舌でリズムの強い文体で押し出した小説。介護、家族、閉塞した生活を、荒々しいユーモアと切迫感で描く。
介護の日常が、過剰な言葉の熱で文学へ変わる。
169ページ介護家族若者の閉塞饒舌な文体
もぶ のりお
Mobu Norio
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 北海道大学 | 文学部 | 日本文学科 | 学士 | 1994-1998 | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2004 | 北海道新人文学賞 | 青箱 | 短篇集部門 | 北海道文化財団 | 受賞 |
| 2016 | 黎明文学賞 | 夜行舎 | 小説 | 黎明文芸振興会 | 受賞 |
寝たきりの祖母を介護する若者の語りを、饒舌でリズムの強い文体で押し出した小説。介護、家族、閉塞した生活を、荒々しいユーモアと切迫感で描く。
介護の日常が、過剰な言葉の熱で文学へ変わる。
都市の夜を舞台に、列車と記憶を手がかりに登場人物たちが互いに交差する長編小説。孤独と再生を静かに描く。
初期短編集。日常の些細な感情のすれ違いを静謐な筆致で切り取る短編が並ぶ。
都市の断片を結び合わせながら、失われた場所と人々の関係を追う作品。地図と記憶が鍵となる。
茂部典夫は都市の孤独と記憶を繊細に描く作家として評価され、若手作家に影響を与えた。翻訳や評論を通じて日本の現代文学の議論にも寄与している。
書くことは世界を外から眺め、そこに小さな穴を開ける作業だと思っている。
夜行舎の登場人物たちは、地図にない道を探しているのではなく、忘れた道を思い出そうとしているだけだ。