日本の文学賞

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中村 航

なかむら こう

Nakamura Kou

ペンネーム: ナカムラコウ児童書などで使われる表記・別名義

プロフィール

性別
男性
生誕
1969-11-23 (岐阜県大垣市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
岐阜県大垣市 → 東京都

経歴

職業
小説家, 作詞家, 音楽プロデューサー, 実業家, VTuber事務所代表
活動期間
2002年〜
所属
Mi→RiSE(VTuber事務所), ステキコンテンツ合同会社
影響を受けた人物
椎名誠, 村上春樹, 吉本ばなな, 江國香織, 角田光代
ノミネート
芥川賞候補(『夏休み』、第129回), 芥川賞候補(『ぐるぐるまわるすべり台』、第130回)

学歴

芝浦工業大学
工学部 / 工業経営学科
国: 日本

受賞歴

文藝賞
2002
対象作品: リレキショ
主催: 文藝(賞)
結果: 受賞
野間文芸新人賞
2004
対象作品: ぐるぐるまわるすべり台
主催: 野間文芸賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 中村航の『ぐるぐるまわるすべり台』は、若者たちの不器用な関係と日常の揺れを描く小説。大きな事件ではなく、会話や距離感の中にある心の動きをすくい、青春の停滞と前進を軽やかに描く。

    同じ場所を回っているような日々の中で、少しだけ前へ進む力が生まれる。

    185ページ
    青春日常恋愛不器用さ

作品

代表作

リレキショ

2002年 一般小説

デビュー作。短編的要素を含む連作で、作家の初期作として評価される。

青春自己と記憶

夏休み

2003年 短編/中編

若者と家族を描いた短編。芥川賞候補にもなった作品。

家族成長

ぐるぐるまわるすべり台

2004年 一般小説

初期の代表作のひとつ。日常と微妙な人間関係を繊細に描く。

日常人間関係

100回泣くこと

2005年 長編小説

恋愛や喪失を扱った長編。のちに映画化された代表作。

恋愛喪失
映像化・舞台化
  • [映画] 100回泣くこと / 廣木隆一 (2013)

トリガール!

2012年 青春小説

大学生・若者の日常と恋を描く青春小説。映画化もされた。

青春友情挑戦
映像化・舞台化
  • [映画] トリガール! / 英勉 (2017)

デビクロくんの恋と魔法

2013年 長編小説

不思議な要素を含むラブストーリー。映画化され話題となった。

恋愛奇跡
映像化・舞台化
  • [映画] MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 / 犬童一心 (2014)

年下のセンセイ

2016年 小説

年齢差をテーマにした恋愛小説。

恋愛年齢差

無敵の二人

2017年 ノンフィクション小説

ボクシングジムに関わる人物をモデルにしたノンフィクション的な作品。

スポーツ人間ドラマ

サバティカル

2019年 小説

休職や休暇を巡る人間関係や再出発を描く作品。

再生休息

大きな玉ねぎの下で

2024年 小説

近年の長編。2025年に映画化予定の作品(原作)。

家族日常
映像化・舞台化
  • [映画] 大きな玉ねぎの下で / 草野翔吾 (2025)

全著作

  • リレキショ(2002)
  • 夏休み(2003)
  • ぐるぐるまわるすべり台(2004)
  • 100回泣くこと(2005)
  • 絶対、最強の恋のうた(2006)
  • あなたがここにいて欲しい(短編集 2007)
  • デビクロくんの恋と魔法(2013)
  • トリガール!(2012)
  • 僕らはまだ、恋をしていない!(2013)
  • 無敵の二人(2017)
  • サバティカル(2019)
  • 大きな玉ねぎの下で(2024)

翻案

  • 100回泣くこと(映画化 2013、監督:廣木隆一)
  • MIRACLE デビクロくんの恋と魔法(映画化 2014、監督:犬童一心)
  • トリガール!(映画化 2017、監督:英勉)
  • 鬼ガール!!(映画化 2020、監督:瀧川元気)
  • 大きな玉ねぎの下で(映画化予定 2025、監督:草野翔吾)

作家による翻訳

  • オズの魔法使い(編訳、2018)

作風・主題

文体
等身大の人物描写軽妙な会話文体ユーモアと温かさを帯びた語り
頻出モチーフ
青春音楽・バンド家族と記憶日常の中の奇跡

評価・遺産

中村航は2000年代以降の若手作家として人気を獲得し、純文学的な文脈と大衆メディア(アニメ・ゲーム・音楽)をつなぐ存在となった。『BanG Dream!』などのメディアミックスプロジェクトへの参加を通して、物語制作と楽曲制作を横断する活動を展開している。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館 蔵書・典拠
  • VIAF / ISNI 等の典拠データ

大衆文化への影響

  • BanG Dream!(原作・ストーリー原案、作詞)
  • From ARGONAVIS(原作・作詞)
  • D4DJ(ストーリー原案・楽曲作詞)

引用

  • もともとは、作詞・作曲経験しかない人間が小説を書きはじめた。だから、『BanG Dream!』プロジェクトでは、小説家が詞を書いているのではなく、作詞家が小説を書いているというほうが近いと思うことがある。
    出典: インタビュー(プロジェクトに関する発言) (2019年)
  • 登場人物は自分の中では『劇団員』のような存在で、作品ごとに名前や性別が変わっても核は同じだと考えている。
    出典: 作家プロフィール・インタビュー (2013年)

豆知識

  • 10代の頃にバンド活動をしており、作詞や作曲の経験がある。
  • 児童文学の一部は『ナカムラコウ』名義で刊行されている。
  • 自ら代表を務める会社としてステキコンテンツ合同会社を設立している。
  • VTuber事務所『Mi→RiSE』の代表を務める(2021年〜)。
  • 多くの書籍で宮尾和孝が表紙イラストを担当している。